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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■マシンガントークのマッサージ屋
実家の近所のマッサージ屋に行ってきた。

2時間みっちりやってもらって4,000円。
激安である。

母親がハマっているらしく、いろんな人に奨めまくっている。
僕の家族、親戚のうち、そのマッサージ屋に行ったことの無いのは、既に僕を残すのみであった。

僕はサウナ、温泉好きなのだけれど、なぜかマッサージを受けたことはほとんどない。
クイックマッサージは受けたことがあるが、2時間ものホンキのマッサージは初めてである。

8時間ほど運転して実家に帰ってきたせいで、身体がこわばっていたので、素直にマッサージを受けてみることにした。

マッサージに出かける前、母親は言った。
「あのマッサージ屋さんは、腕はええんやけど、しゃべりっぱなしやからなあ」

マッサージ師は僕と同じくらいの年齢の兄ちゃんだった。
母親の言った通り、マシンガンのようにしゃべりまくる。
僕は、美容院やタクシーでもやたらと話し掛けられ易い体質なのだけれど、ここでは2時間である。
関西人のマシンガントーク。
僕はマッサージ用のベッドにうつぶせになったまま、2時間、相槌を打ちつづけた。
しかも、スーパーローカルネタ。
○○屋のたこ焼きが値上がりした、とか○○パチンコのスロットは○曜日が良く出る、とか。
いわゆる関西の典型的な気のいい兄ちゃんなのだけれど、さすがにうつぶせになったまま、2時間も相槌を打ちつづけるのはつらい。
でも、たまにはこのような何の害もない会話も良いかもしれない。

2時間もマッサージを受けたので、さすがに身体は楽になった。
横浜に帰ったら、近所でもマッサージ屋を探してみようかな、と思う。

しかし、僕はなぜ、どこでも知らない人からやたらと話し掛けられてしまうのか?
謎である。
08月15日(金)
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