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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■続:お金で国を買えないものか
このあいだ「お金で国を買えないものか」というテーマで少し書いたのだけれど、もうちょっと書いてみたい。

僕があの文章を書いたきっかけは「源泉徴収表」。
今月の給与明細には「源泉徴収表」が同封されていた。
あれを見ると、さすがにやりきれない。

独身で何の税金の控除項目もあてはまらない僕は、昨年度、社会保険と税金の合計で吉野家の牛丼に換算して9、635杯分ものお金を国家権力に収奪された。
毎日、牛丼を食べ続けても26年半分!!!!!
一日3回食べつづけても約9年分!!!!!!

とんでもない強奪ぶりだ。
こちとら毎月9日、10日の牛丼の日に吉野家でもらえるスピードくじで『ハズレ』の卵、味噌汁無料券をもらって喜んでいるような、つつましい生活してるのに。
別途支払っている、固定資産税やキャピタルゲイン課税、酒税、タバコ税、消費税、その他もろもろを足すと一体、いくらになるのやら。

こんな国、辞めてやるっ!

と、いうことで僕は国家として独立できないものか、と検討を始めた。
ただ単に税金を払いたくないだけだったら、タックスヘブンを活用した節税方法があるのかも知れないけれど、どうせだったら本当の自由の国が作りたい。

僕の求める自由の国とは、

@税金を一切払わなくても良い(酒税等も含む)
Aスピード違反、駐車違反の取締りがない
B大麻解禁(ハードドラッグも可)
Cギャンブル、賭け事の自由(私的なギャンブルも可)
D銃器の保有の自由(街中で撃ってもよし)
Eポルノ解禁
F通信・放送の完全な自由
Gピーコの自由

まあ、だいたいこんなあたりか。

このような自由の国を僕は設立したい。
僕の考える自由はかなりセコいが、賛同者は多いはずである。
僕の理想の国の要件はせいぜいこの程度なので、小さな島程度の面積があれば良い。
イメージは「タックスヘブン+リゾート」みたいな感じである。
条件が満たされれば、経済特区みたいなものでも別にいい。
こんな国を日本から近い場所に作れば、リゾートとして日本人が大挙して押し寄せると思う。

この国は前回書いたように、株式会社国家であるので全ての事業は国営とする。
国営の事業収入にて税金はまかなう。
こういう国であれば国営事業であるホテルやサービス、物販等の観光収入だけで十分にやっていけると思う。
観光収入だけではなく、タックスへブンなので企業の本社を置いてもらっても良いし、マネーロンダリングに使ってもらえば国営銀行も儲かる。
他の国では違法とされるような投資関連の取引にも国営銀行をどんどん活用してもらえば良い。
通信の完全な自由を認めているので違法なサーバーを置いてもらえばデータセンターも運用できる。

この小国ではまかない切れない、警察や消防等の公共インフラやサービスは、近くの国にアウトソースしてもいい。
アウトソースなので、きちんと見積もりをとってSLA(サービスレベルアグリーメント)をもとに契約を結ぶ。
税金を払っているのとは違い、きちんとサービス内容を検討し、それに応じたお金を支払う。
現実のサービスレベルが契約内容に見合っていなければ、当然違約金を請求する。

問題は国を買うお金ではなく手続きの問題。
国家として独立するためには、何の書類をどこのお役所に出せば良いのかなあ。
01月29日(水)
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