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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■ダメ人間への階段と酔っ払いの介抱の日々
病気で休んでいる人間がなんで、朝まで酔っ払いの面倒を・・・。
先々週の1名は、20代の前半の女性。
自分で勝手に飲んで勝手に酔っ払い、暴れた挙句、意識不明。
暴れるので、バーを追い出され、カラオケボックスを探した。
朝まで空いているカラオケボックスを何とか見つけ、「捕らえられた宇宙人」のようにして運び、何とか、ソファに寝かせた。
よだれをたらして、がーがーいびきをかいている。
20代前半、東大卒、女性。
スーツによだれがつくのが嫌なので、みんな離れて、近寄らないようにしている。
朝、5時にカラオケボックスを追い出され、ファミレスで、意識が戻るのを待つ。
朝7時にようやく意識が戻り、電車に乗せた。
そして、先週。
今度は、僕の前職の先輩(40才)。
僕が気づくと、先輩は既に酔っ払ってぶっ倒れていた。
またもや、意識不明。
午前3時。
無理やりタクシーに乗せ、自宅まで僕ともう一人の先輩で「輸送」した。
先輩のだいたいの自宅の場所はわかっていたのだけれど、意識不明なので、正確な家の場所がわからない。
先輩の自宅の近くと思われる場所に24時間営業のファミレスを見つけ、意識が戻るまで、放置した。
先輩はファミレスの椅子からくずれ落ち、床で爆睡していた。
ウェイトレスが何度も心配してやってくる。
僕らは根気よく3時間がんばった。
全然意識が戻らないので、紙でこよりを作って、鼻の穴をこちょこちょしてみたり、iPodのボリュームを最大にして、セックスピストルズを聴かせたりした。
反応なし。
次は電気あんまの刑に処した。
反応なし。
朝7時が来てしまったので、強引に両脇を抱え、ファミレスから道路に引きずり出して自宅まで、何とか送り込んだ。
なぜだか毎週、酔っ払いの面倒を見つづけている僕なのであった。
07月30日(金)
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