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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■【スクープ】総裁は実は倒れていた
プロジェクトの途中から、僕は命の危険さえ感じるようになっていた。
さすがに心臓がバクバクしはじめると恐い。
まともに歩く事も困難になり、階段の上り下りは、手すりにつかまらないとできなくなった。
立ち話をする際もなにかにつかまっていなければ、立っていられない。
着替えをする際も靴や靴下を立ったまま履こうとするとバランスをくずすので、座った状態でした履けない。

周りからも心配され、人事にも僕の状態は伝わっていて、即、病院で診察を受けることを会社側から指示された。
しかたなく、僕は会社から紹介された病院に行った。
僕は病気をほとんどしたことがないので、病院には幼児の頃に親に連れられて行った小児科以外に行った事がなかった。
医者は即座に、3ヶ月会社を休むことを僕に命じた。
そして、酒で眠る事を禁じ飲む代わり、向精神薬扱いの超強力睡眠薬をはじめ(副作用で小人の大名行列が見えることで有名な薬)、大量の種類の薬を僕に処方した。

僕はプロジェクトの途中で抜けたくなかったので、薬を飲みつつ、かつ習慣化していた酒を止めることもできず、仕事を同じように続けていた。
動悸、咳、手の汗、手の震えもマトモに歩けない状態は相変わらずだった。

そして、プロジェクトの完了と同時に僕は会社に2ヶ月間の休暇を申請し、(医者の指示は3ヶ月)、家でバイクとドラクエと温泉とギター三昧の生活に入った。

と、いうことでこれまでずっとWEBLOGの更新ができなかったのであった。
今はまた、仕事には復帰している。
医者からは夜は18時には会社を出るように、と言われつつ、長年の習慣で毎日深夜まで仕事をし、酒もほとんどやめていない。
終電で帰宅できることはほとんどなく、ほぼ毎日タクシーで帰宅している。
薬はきちんと飲み続けているけれど。

医者からも人事からもしかられつつ、僕は相変わらずの深夜残業生活を続けている。
病気であるにもかかわらず、現在の僕は、2つのプロジェクトのプロジェクトマネージャーを兼任し、かつあいかわらず、政府関係の限りなくボランティアに近い仕事もつづけている。
だからまだ毎日、WEBLOGを書けるだけの余裕もチカラもない。

WEBLOGが毎日更新できるような体調に早く戻したい、とは思っているので、皆様、生暖かい目で僕を見守っていてください。

06月17日(木)
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