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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■プラチナカードの案内がとうとう来たっ!
冷静になって、プラチナカードのサービス内容を見ると、僕には一生縁の無い東京12chの金持ち特集でしか見たことのないホテルだとかレストランの優先予約だとかがズラズラ。
「なだ万」なんて、自腹で行く事は死んでもない。
永田町の陳健一の店でランチの山椒だらけの麻婆豆腐1、200円也を食べてみたり、結婚式の二次会(会費制)で赤坂の道場六三郎の店に行く事があっても、自腹でなだ万には行かない。
僕にとっては西麻布の焼肉屋「虎の穴」の究極コース、8、000円也が贅沢の限界である。
しかも、虎の穴の究極コースは量が多すぎるので、おねいちゃんは連れて行けず、いつも男だけでしか行けない。

僕は無駄遣いをしているように見えるかもしれないけれど、本質的には貧乏人なんだよっ!
ゴージャスな成金生活にも全然興味がないのだよっ!
ポイントで世界の一流品が、などと言われても困るのだよ。
やたらと溜まりまくったクレジットカードのポイントもビックカメラのポイントに充当したのだよっ!

クレジットカード会社はプラチナカードを保有すべき人の人物像を画一的に捉えすぎている。
散財する人が、ブランド物やら一流ホテルや高級レストランが好きとは限らない。
僕にとっては吉野家で幻の牛丼が食べられる権利、とかのほうがずっと価値がある。
僕は渋谷駅前の王将で餃子が3人前ついてくる「スーパー餃子定食」を食べて、贅沢気分に浸っておるのだよ。

以前勤めていた会社のコーポレートカードはダイナースだった。
当時の僕は海外出張に出ると1ヶ月単位でホテルに滞在していたので、毎月のクレジットカードの支払いが100万円〜150万円という、生活が何年か続いていた。
当時はコーポレートカードといいつつもポイントは貰えたので、ポイントで結構値の張るブランド品を貰えた。
でも、僕の欲しい商品は皆無だった。
マダムなブランド品なんぞいるかっ!
僕は、マダムなブランド品には全く興味がないので、迷惑をかけまくった秘書の女の子に「何だか知らないけれど、ブランド品が貰えるみたいなので、このカタログから欲しいモノを選んでよ。僕が欲しいモノは何もないので、好きなモノを選んでくれればあげるよ」と僕は言った。
実際のところ、ダイナースのポイント還元で貰える商品は当時20代だった僕には全く興味のない商品しかなかったのだ。
秘書の女の子はとんでもなく恐縮しながら、僕の知らないブランドの「下着ケース」を選んだ。
その頃からもう数年が経つが、未だに年賀状が来る。

Ducati 998 Matrixが納車されたら、僕は思いっきり貧乏くさい野宿ツーリングをするつもりでいる。
「バイクに乗った浮浪者」として、路肩にテントも張らず、シュラフのみで野宿する。
小汚い格好をして、コンビニ脇の路上で寝ていた小汚いオヤジがおどおどとおにぎりを買って「すいません・・・、現金を持っていないのでこれで払えますか?(恐縮、恐縮、おどおど)」と言って写真入りのプラチナカードを差し出す。
カードに印刷された写真は間違いないし、サインも同一。
でも、どうみても浮浪者同然。
コンビニのバイトのにいちゃんは困惑する。
それはそれで面白い気もする。

さて、プラチナカード、どうしようかな。
ネタだけのために、年会費5万円。

02月18日(水)
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