ID:98098
Lyrical-mode
by しゅーこ
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■いよいよ
これは読んでくださる方それぞれの考え方なのですが、私は人生は決して
公平ではないと思いますし、それだからこそ面白い部分もあるのだと思っています。
こんなことを言って誤解されたくは無いのですが人が考える勧善懲悪と
神様なり天なりの意思(あるとしてですが)は違うんじゃないかと思うんです。
善悪で計れないこと、表にでは出てこないことがたくさんあるし、ヘクトールの
父には彼なりの生き様があったでしょう。残念ながら私の筆ではヘクトール
から見た父とフェリックスから見た父しか描けていません。それは彼の一部
でしかないのですが、人間は結局やらかした事実しか後に残らないから‥‥
ヘクトールにとって父は彼の見た父でしかありませんし、母の人生も彼視点
で彼の中で終結されたものなんです。。‥‥なんて自分で書いてて何が言いたい
のかわからなくなりそう(笑)
彼はこれから愛妻と弟くんという家族を得て幸せになると思います。



>椿姫更新嬉しいです。
ヘクトールと父、2人が会えて良かった。というのが感想です。
父に詫びさせてあげる事が出来たって、大きいと思います。
ヘクトールにしても、言葉を交わす事はなかったけれど、妻となる
メアリーアンと共に病床に立った。もうこれだけで十分です。
お互いきっとそう感じているはず。許すとか許さないとか、もうこの2人は
そういう次元を超えている関係ですから、この2人の関係の終幕に相応しい
展開だと思いました。お母様の身を引くしかなかった不遇な人生、妹さんの
無残な亡くなり方。誰が悪なのかと考えれば、勿論エーレンブルグの人間で
ある事は間違いありませんが、元を辿ればヘクトールの父の決断一つで全て
の人間関係が変わっていたんだろうし。
ふと、マーガレット・エアハートさんと比べてしまい、人の人生って‥と
物悲しくなりました。メグのおばあ様は、シーザ−の様な人と出会えたから
こそ、同じ身を引く立場で同様に身篭っていたとしても、その後の人生は
大きく違いましたし。
もう少しで椿姫も終ってしまう‥悲しいような早く先が読みたいような、
複雑な心境です。ご多忙の様子ですのでお身体気を付けて下さい。

ありがとうございます。
あの時代はとくに男女のことに関するモラルがガチガチだったらしいので
ヘクトール母もメグ祖母もシングルマザーという選択肢を大変選び辛い状況
にあったのでしょうね。
その中でマーガレット(祖母)は確かに幸運でした。
今の世の中よりも男性の資質によって女性の人生が左右される時代であった
でしょうから。
シーザー、いい男ですから!!(笑)
そしてこれはキャラ設定ゆえなのですがメグ祖母ならどんなことをしても
自分の子を守ったと思います。
ヘクトールと父の関係については、これでよかったんじゃない?と仰って
くださる方が多くて安心しました。
割り切れないことはそのまま未来に委ねるという解決法も(先送りとか一見
優柔不断かもしれませんが)ありますよね?
はい、椿姫もあとは完結に向けて走るだけです。
このままのペースならおそらく年末を待たずに完結できるのではないかと
思っております。最後までどうぞお付き合いくださいね。
ここ数日冷え込んで参りました。貴女様もどうぞご自愛くださいませ。


>湖の古城が大好きです!
更新楽しみしてます! (Aさま)

ありがとうございます。
古城もあと少しです。がんばります!!

10月28日(水)
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