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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■橋下徹講演会「憲法改正」@大阪
 今日は、午後から京都・大阪方面へ中山恭子議員の名代として出張した。午後1時の全日空を予約し羽田に到着。すると「伊丹空港豪雨のため機材変更をする為40分遅れ」との表示がある。どうやら予定の機材だと、重量が重く滑ってしまう可能性があるので機材変更をする、ということだ。

 「ふざけんな!」と品なく怒鳴っているおっさんもいたが、安全の為の措置に、無関係な地上スタッフを怒鳴っているおっさん、つまらん人生を送っているのだろうな。ANAのスタッフに、少し早く到着するJALへの変更(業界ではエンドースと言う)を頼んで、第二ターミナルからJALの第一ターミナルへ走る。こんな時には、事務所のスタッフが取ってくれた「恐ろしく高い」正規運賃の航空券はありがたい。(割引運賃ではエンドースが出来ない)

 京都で所用を済ませ、大阪へ。日本維新の会共同代表である橋下徹大阪市長の講演会に出席するためだ。マスコミなどで「東と西の確執」などと報道されているが、そもそも出自の違う人々が「一つの組織」になったのだから、聊かの意見の違いは当然ある。時間をかけて、それを埋めていくのが大人だろう。

 今日の講演会は、橋下徹後援会主催で、中山恭子議員にもご招待状が来た。残念ながら議員本人は先役があり出席できないので、私が代理で出席することになった。共同代表というのは言うなれば社長である。社長から招待が「営業所長」に来て、「営業所」から誰も参加しないというのも、組織人として大人ではない。



 さて、大阪の高級ホテルのワンフロアーを貸し切りにし、マスコミシャットアウト、空港並のボデイチックを経て会場に入ると、座る席を探すのに大変なほどの盛況。通常は国会議員や、その代理であれば席が別に用意されているのだが、前方に「関係者席」とあるだけで、こちらもいっぱい。流石である。

 憲法改正と銘打った講演会だったが、講演時間の1/3は朝日新聞と毎日新聞の批判に終始されていたが、この前段部分は私として大いに共感できる内容だった。以下、かいつまんで講演内容の一部をご紹介する。(文責はすべて犬伏)

だいたい、政治部の記者というのは、会費制の政治パーテイに来ても、会費も払わず飲み食いしている。けしからん。今日はメデイアを入れない。メデイアは、こちらが伝えて欲しいことは報道せず、どうでもいいことや、都合のいい部分だけを報道する。例えば、僕が「政治には独裁と言われるような指導力が必要だ」と発言したら、メデイアは「橋下、今必要なのは独裁だ」と書く。

その中でも毎日新聞はヒドイ!この中で毎日取っている人?ああ、さすが僕の支援者ですね。少ない。朝日もヒドイけれど、あれはブレない。論をはってくる。頭もいい。毎日は頭が悪い。毎日は橋下が憎いだけ。お前小学生かと思う。先日、市議会で3時間の会議があったが、市議が発言するだけで、僕の発言の時間はない。3時間も会議に出ていれば、たまに目もつぶるでしょう。ところが、その瞬間を毎日が撮って、「橋下市長お疲れ、居眠り」と書き、「国政政党の代表と兼務で市政に専念できず」と書く。いったい3時間もうち、まばたきもしないでいられるのか。大新聞が報道する内容じゃない。

先日、松江市教育委員会が「はだしのゲン」を学校図書館で閲覧制限をした。これは「教育的配慮」の教育委員の結論だ。ところが、朝日、毎日が大キャンペーンをはって、覆してしまった。普段は教育への介入をやめろと言っているくせに。「国民の知る権利」とか言い出す。であれば、学校で無修正のエロ本を見せるかといいたい。自分たちの都合のいいようにしてしまう。

憲法改正の議論が始まっている。憲法は、権力を持っている人間に対するルールだ。大阪市役所では常に憲法に照らしてどうか、という議論をしている。憲法の意義はまさに権力者に対してにあるのであって、一般国民を縛るものではない。北朝鮮では将軍様の元彼女が逮捕され数日後に処刑されたそうだが、日本ではそのようなことはない。共産主義国家は「人冶国家」といい、我々の国は「法治国家」である。


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08月30日(金)
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