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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■自衛官・消防官を客室に泊めろ!東電!!
福島第一原子力発電所から20キロ離れた場所に、東電が管理する豪華な「Jヴィレッジ」という研修施設がある。90室収容人員264名の客室も備えている。ベットはキングサイズで客室はシテイホテルより広い。
ところが、決死の活動をしている自衛官、消防官たちは、この宿泊施設へ立ち入ることが出来ないのだ。なんと、東京電力が「汚くされるのは避けたい」との理由ですべての部屋に鍵をかけているのだという。
↑「汚れるから」と自衛官らに使わせない客室
東京電力と我が国政府は、震災直後に米軍からの「冷却剤を提供する」との申し出を断っている。それは、冷却剤を原子炉に入れることは「廃炉」を意味するから避けたかったのだろう。しかし、結果として今や「廃炉」は決定的になり、素早く「廃炉」の決断をしていればここまで被害は広がらなかったであろうし、その判断ミスによる補償額は「廃炉」どころの額ではない。
同様に「Jヴィレッジ」を「汚されたくない」との東電の感覚は、将来使えなくなることを危惧しているのだろうが「廃炉」となり、石棺となる運命の原発の隣接地に宿泊する「物好き」がいるとは思えない。それより、いま決死の覚悟で対処している自衛官、消防官、自治体職員、下請け会社社員などに、束の間の休憩を与えるために開放すべきが、東電の立場だろう。
さらに疑わしいのは、施錠されているはずの、この施設のスイートルームに関連会社の役員がノウノウと滞在しているところを複数の消防隊員が目撃していることだ。自衛官や消防官はレストランの床で仮眠しているのにである。
↑自衛官らが仮眠をとっているレストラン
国会議員から都議、区議まで東京電力出身の組織内候補は数多い。また、東電労組を中心とした連合の推薦する民主党候補者各位には、このような事態になっても、施設や原子炉の温存に恋々としている東電経営陣に「喝」を入れていただきたい。それこそが、唯一みなさんが逆風の中勝ち残る手立てだろう。
現場の自衛官、消防官には、せめて交代時に温かいベットで休ませてあげたい。東電さん!東電の議員さん!良心があるならお願い!!
なお、この施設の運営会社の社長は、な、なんと福島県知事である。
会社名
株式会社日本フットボールヴィレッジ
資本金
4億9,000万円
所在地
〒979-0513
福島県双葉郡楢葉町大字山田岡字美シ森8番
TEL/FAX
0240-26-0111
0240-26-0112
役員
代表取締役社長
佐藤 雄平 福島県知事
代表取締役副社長
高田 豊治 (常勤)←スイートルームでの宿泊が疑われている人
皷 紀男 東京電力株式会社 取締役副社長
***古いランドセル受付停止***
被災地にランドセルを贈る運動をしている葛ヲ和さんには1万個のランドセルが集まり、工場フル操業でリフオームしています。ついては、大量に集めた方を除き、個人からのランドセル寄付は一時中止するとの連絡がありました。
被災地でランドセルが必要な方々、避難所責任者の方はご連絡をください。1、2年生には新品を、3年生以上には、リフオーム品をお届けします。
04月01日(金)
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