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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■大反対!中国大連市議員派遣。反対討論
たちあがれ日本の犬伏秀一でございます。
 私は、只今上程されました「中国大連市友好親善に伴う議員派遣」につき、大反対の立場から討論をさせていただきます。どうか、良識あふれる区議会交渉会派の議員各位には、日本国民としての誇りを持って今回の議員派遣を中止するよう望むものであります。
 
 友好親善とは、相互の立場を尊重してこそ成り立つものであり、一方が高圧的になり片方が自虐的とも言えるほど委縮することは決して友好とは呼ばないのであります。
 我が国の数少ないマトモな報道機関である産経新聞社山本勲台北支局長は、9月28日付同紙朝刊において『「水に落ちた犬を叩く」のは中国共産党政権の常道である』と、中国の体質を見事に表現しております。南京大虐殺等に見られるように、使えるものはなんでもプロパガンダとして使うのが共産党の常套であることを、我々は改めて今回の事件で見せつけられたのです。
 
 巡視船に自ら衝突した行為を「謝罪せよ!賠償せよ!」とは、信じられない「当たりや」のような行為であります。「ここまで違う日本と中国」という新書本の広告の文言には納得させられました。「日本人は相手に悪いと思うのに対し、中国人は相手が悪いという」まさに言いえて妙であります。
 尖閣諸島は、そもそも明治18年以来日本政府が調査を行い、無人島であり清国政府の支配が及んでいないことを確認したうえで明治28年1月に我が国領土として閣議決定沖 縄県に編入したものであります。第二次大戦までは、鰹節の加工やアホウドリの羽毛の採取などのため200名以上の我が国国民が住んでいたのです。サンフランシスコ条約においても、我が国が放棄した領土には含まれず、沖縄返還と同時に我が国の固有の領土として施政権も戻ってきたのです。勿論、当時の中国政府は何ら異議を申し立てませんでした。
 ところが、尖閣諸島周辺の海底には天然資源が大量に埋蔵されている可能性を国連が指摘した途端、中国と台湾が尖閣諸島を「領土」だと言い出したのです。勿論、彼らの戦術として「資源があるから」等とは絶対に言わないで、いつの間にか「固有の領土」と、論点をすり替えてしまうのはいつものことです。
 また、人の家の船にブツケテおいて損害賠償だ?謝罪だ?という、常識では考えられないたまげる要求を出せる厚顔無礼な行為とて、非道な外交の世界では「常識」としてまかり通り、勝つか負けるか、国家の威信は譲れないのです。
 
 世界では、このような理不尽なことも、時には通用してしまうことを平和ボケした日本人は知る必要があります。相手が弱かったり、年がら年中謝り続けるような場合は、「図に乗って」さらに要求を強めるのは、特に共産主義国家の基本である事は、中国に限らず北朝鮮などが好例でしょう。
 そのような、後進国に、子分を引き連れ修学旅行よろしく出かけていく、民主党小沢一郎前幹事長にもあきれてしまいます。ひょっとしたら、今回の船長釈放劇は、実は小沢氏らの「壮大」な企みでは、と疑われても仕方ありません。
 そして、那覇地検は、司法、捜査機関として「大きな越権行為」を行い、多くの識者から疑問の声があがっています。地検ごときが、はたしてそのような判断が出来るのか。郵便不正事件でミソをつけた検察が、組織維持のため「政権の防波堤」の役を買って出たと考えるのは、サスペンスドラマの見すぎでしょうか。
 いずれにしても、我が国の外交上、また司法制度上も重大な汚点を残した今回の事件をウヤムヤにしてはなりますまい。

 昨日、売国左傾民主政権の中からもマトモな松原仁代議士らが「尖閣に自衛隊を」「日米演習を」との建白書を提出したことは、実にタイムリーであり、ご立派なことであると敬意を表したいと思います。このような見識ある方々とともに、政界は再編せねば我が国は、国際社会の3等国として益々その評価を落とすことになるでしょう。

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09月29日(水)
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