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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■ここでも謝罪かい?鳩山総理
 以前何かで読んだのだが、東南アジアのどこぞの国に我が国の総理が訪問した際、例によって「過去の過ちそ謝罪」したところ、かの国の元首(マハテイ−ルさんだったような)から、「いつまで、あなたの国は謝っているのだ」と、諭されたという。

 そして「友愛」最前線の総理大臣、今朝もやってくれた。昨日起きた関門海峡での海自護衛艦と韓国コンテナ船の衝突事故で記者団に対し「国民の皆様に迷惑をかけた」と謝罪したそうな。

 報道などによれば、韓国船は、通常右から追い抜くべきを、海上保安庁管制官の指示により、左から前方の船舶を追い抜こうとしたらしい。そこで、強い潮流に流され、左前方から来た護衛艦の左から右にかけて衝突したようだ。

 私は、たかだか小型船舶2級だが海の法律を学んだ。それによれば、狭い水路などでは右側通行が定められ、相手の進路を横切ったりする可能性がある場合は、相手の船(今回は護衛艦)を右に見る船(韓国籍のコンテナ船)を避行船と行って、右転して衝突を回避するよう定められている。

 避行船ではない船(今回は護衛艦)は、保持船と呼ばれ、@針路、速力を
保持A避航船が避航しない場合は警告信号Bそれでも衝突の危機がある場合には全速後進、と決められている。新聞報道では、警告音を周囲の人が聞いており、艦長も「全速後進したが間に合わなかった」と述べている点からも、護衛艦は適法な操船だったと言えよう。

 そして、謝罪外交、友愛外交がお得意の鳩山総理は「ご迷惑を」と謝ってしまった。福嶋みづほや左派勢力はさぞかし歓喜したことだろう。何しろ、ご本人が知っていようが、自衛隊の最高指揮官は総理大臣なのだから。

 警視庁のパトカ−が片側一車線の車道を直進していたとしよう。反対斜線から、追い越しをしようとダンプが車線をはみ出して近づいてきた。ダンプはハンドルが切れなくて、パトカ−の進路に突進してくる。パトカ−乗員は、クラクションを鳴らし、パトカ−をバックさせたが、間に合わず、パトカ−の前部の右から左にかけて(車は左側通行なので、船とはぶつかる場所が逆転する)えぐられた。

 さて、この事故に際し、警視庁の上部組織の長である、石原都知事なり国家公安委員長が「都民にご迷惑をおかけした」と謝るであろうか。勿論NOである。

 なぜ、当たり雨のことが、あたりまえに出来ないのだろうか。この国の坊ちゃんたちは。哀れなのは、自衛官である。常に悪者。日陰者。冗談じゃないぜ!!ソマリア沖で警護頼んだピ−スボ−トは、「派兵反対」を叫んでいたな〜いいかげんなもんだ。
10月28日(水)
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