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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■680坪お貸しします!月額58万円也
 大田区は最近区内の土地を取得している。土地の価格が下がっている今は、公共事業用地、代替地用などに土地を取得することはよい時期だと思う。

 私の地元である六郷地区の京急雑色駅近くにも、約680坪の民有地を取得した。これは、京浜急行の連続立体交差事業により、六郷特別出張所が移転を余儀なくされたため、その用地として取得したものだ。ただ、出張所だけでは広すぎるので、今後様々な用途の議論がされるだろうが、大森北1丁目開発のような「如何わしさ」だけは勘弁願いたい。

 取得からずいぶんと時間がたつのだが、用地には雑草が青々と生え茂ってきた。「どうするのか?」と所管のお役人に聞けば「まもなく情報を開示できる」と言う。なんともおかしな言い方である。

 我々議会は、区の意思決定機関であり、議決機関である。ところが、この680坪の購入や暫定利用については、なんら「意志決定」には関わっていない。勿論、相談もない。

 そして、決定された内容がFAXされてきた。この段階では、すでに地元の町会長たちにも同じ情報が渡っているので、ただ「決定」を知らされただけの「議決機関」である。

 それによれば、当面使用しないので、平成22年12月まで、月額58万円である建設会社に貸すという。この会社は、その土地に自転車駐輪場と、コインパ−キングを作り、事業を行うそうである。

 ちょっとまっておくれよ!680坪58万円は安すぎないだろうか。コインパ−キング大手が、土地を見て連絡をしてきたそうだが、年間の固定資産税にも満たなかったので、隣地でマンションを建設していた、この建設会社に打診したところ、固定資産税を上回る金額を提示したので契約をした、と説明された。

 そこで、私の素朴な疑問。

@なぜ、広く公募しなかったのか?
Aなぜ、コインパ−キング事業の経験のない事業者に貸したのか?
Bこの業者は、680坪の土地の売買の際に、そこに立っていた建物の解体工事を行った業者である。出来レ−スか?

 区の回答

@土地開発公社(この土地の所有者)が賃貸する場合は、個別に契約している。
Aマンションの駐車場管理などを行っており、大丈夫だと言っていた。
Bたまたまである。

 はたして、680坪月額58万円は安いのか…誰か教えて!!区役所本庁舎2階のレストランは、駅前の好立地なのに、100坪で家賃29万円という激安で区が民間に貸し付けている。ところが、自前の財産を、そんな安く貸していながら、会議室が足りないと、近隣の民間ビルを倍以上の値段で借りるという、お粗末のウラには何があるのだろうか??????
08月01日(土)
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