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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■組織はリーダー次第@福祉の現場
 今日は、区内の介護関係の経営者のご紹介で、世田谷区内にある特別養護老人ホームと地域包括支援センターを訪問した。いずれも同じ社会福祉法人が区の委託を受けて運営しているものだ。

 まず、女性施設長から、法人の設立経緯、特別養護老人ホームの施設案内などを受けたが、まったく異業種から社会福祉士の資格を取り、大学院まで進まれた初老の施設長さん。その自信に満ちた話し振り、所内各所にある彼女手作りの工夫など、「知識」だけでない実践派を感じた。

 また、同じ建物にある地域包括支援センターでは、主任ケアマネージャーと、若いケアマネさん2人の3名が、現状について説明をしてくれた。まず、その業務の多岐多忙は以下の数字で明らかであろう。

家庭訪問 1400軒 来所相談 1400件 電話相談 3275件 実態把握 750軒
予防給付管理 延1200件 介護予防講座開催6回

 これを、常勤3名、非常勤1名の合計4名で行っているのだから、相当忙しいと思うのだが、彼女たちは、いとも簡単に「慣れてしまえば、どうってことないですよ」と。そして、区内のトップクラスをいく相談件数の要因は?の質問には、若い二人が異口同音に「○○さんの地道な努力です」と、主任ケアマネの日々の行動を説明してくれた。

 町内会、学校、民生委員会など、最初は怪訝そうな顔をされながらも、何度も、何度も通っているうちに、信頼関係を築けるようになった、とのこと。周辺を彼女が自転車で走ると、あまりに挨拶される人数が多く、降りて歩くことになるそうだ。思わず「次の区議会に出たほうがいいですよ!」と言ってしまった。

 何か大田区の介護現場についてウワサを聞いていませんか、と質問した。すると、以下のような回答があった。

@大田区の介護保険給付の担当者は、とても厳しくてケアマネのプランを認めない (この担当係長は転勤した)
A大田区の地域包括は、ケアプランをほとんど外注に出すので、ヒマそうですね。知り合いに聞いたら、一日電話相談が2件もあったので忙しかった、と言っていました。 (このセンターでは、1日10件以上)

 施設長、主任ケアマネ、いずれも、現在の介護保険法の問題点を指摘しつつも、現体制化で出来ることを、自らの責任において、せいいっぱい行っている姿には感動した。

 いかなる組織も、リーダー次第、その思いをより一層強くした勉強会だった。さて、わが大田区の各組織のリーダーは‥‥

08月23日(木)
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