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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■平成19年第1回定例会一般質問
 改革110番の犬伏秀一でございます。
平成11年に区議会議員に初当選以来、はやいもので2期8年最後の一般質問となりました。ひょっとしたら人生最後の一般質問となる可能性もあり、8年間の区政や議会への思いの内を若干述べさせていただいた後、質問にはいらせていただきます。

 初登庁以来、今日に至るまで、私がビックリしていること、それは、お役人の皆さんの理由付けのうまさであります。何か新規の施策を実施する場合に、障壁や議員から指摘があると、なんとしても言い訳を考え、根拠となる法令などを駆使して、いかに自分たちが正しいかを示す努力をすばらしいものがあります。反面、絶対にやらないと決めた事があると、どんなに、そのことが区民にとって有益な事柄であっても、絶対にやらない.「できません」という結論が先にあって、そのゴールに向かって、理論武装をして、場合によっては都合のよい統計数字なども加工して示してくださる。すると、議会や区民も毎度ながら「渋々納得」してしまい、結果はお役人の思い通りに区政が執行されていく構図でありましょう。
 
 アルプス電気の本社拡張のために、西行政センターを移転新築する件、廃プラスチックを焼却する新会社を東京ガスと合弁で設立する件などは、まさにそのいい事例でしょう。
 
 さらに、象徴的なものは、来週から始まる予算特別委員会であります。りっぱに製本された予算書は、少なくとも、私が議員になって以来、委員会後に一円たりとも増減額されたことはありません。議員が、なんだかんだ、と質問をしても「検討事項です」、「研究させていただきます」、「議員ご指摘のとおり」など、なんの行動も伴わない言葉が答弁にならび、区長提案のとおり可決されていく。私は、8年間自問自答を続けています。「自治体議会とはいったい何なのか」、と。
 
 平成19年度予算は、区長選挙が4月に執行されるため、骨格予算ということで、肉づけ、つまり政策的予算は、新たな区長さんが作ってください、との触れ込みでした。ところが、昨年度対比4.5%増の2147億1352万円がすでに一般会計として予算書には細かく記載されているではありませんか。
昨年度予算にあって、今年度予算に計上されていないものは、先ほど来話題の8月15日の花火大会や、中学生の海外派遣事業など、区民生活にとってさほど重要ではないものだけなのです。特別区民税の増収と、都区の財調配分比率変更のために、4.5%増額しても、まだ2%程度の余資があるようですが、それとて、40億円程度で、「肉づけ」というにはあまりに程遠い薄い肉の金額であります。そして、通常は1週間程度開催される予算特別委員会も「骨格」という理由で、昨年比4.5%増しの予算審査を、たった2日で終わらせてしまうのです。結局は、2日でも1週間でも結果は変わらないのだとすれば、短いほうが議員、お役人双方にとって都合がいいのかもしれません。
 
 しかしながら、今、全国の自治体を見ると、このようなお役人至上主義、強い首長と弱い議会の構図を変えようという動きが急速に広がっております。過日には、首長選挙に限りA4判のペラ一枚のマニュフェストの配布を認める公職選挙法改正案が可決され、4月の統一地方選挙から適用になるそうです。また、北川前三重県知事が所長を務めている早稲田大学マニフェスト研究所では、首長選挙だけでなく、自治体議員選挙にもローカルマニュフェストを導入すべきと、推進議員連盟を組織されています。さらには、自治体議会改革フオーラムでは「変えなきゃ議会2007」と題して、統一地方選挙における共通改革目標を10掲げ、全国から私を含め、志ある賛同議員が集っているのです。

 10ある改革目標のなかでも、特に私は、次の4点について声高に訴えたいのです。

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02月23日(金)
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