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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■大田区無防備平和条例直接請求否決
 先日来書いている「無防備都市宣言」を大田区がせよ、との条例制定の住民直接請求の審議が今日あった。まずは、本会議場において、請求代表者ら2名による意見陳述各10分。一人目は、前回の区議選に立候補落選したO氏。情実に訴える学生平和作文コンクールのような印象だった。二人目は、この運動の大田区の事務局長M氏。内容には賛同できないが、論点を整理していて、いい陳述だった。マスクもいいし、区議選にでも出馬したら当選するのでは、とは、彼よりもマスクのいい(?)荒木秀樹議員の言葉だ。

 その後、防災・安全委員会に付託されたが、傍聴者50人、議員傍聴10人、議会事務局長、担当係長、さらには議長と、3方向から見られている委員会は初めての経験だった。

 途中、議会規則により認められている「委員外議員の発言」を利用して、野呂恵子議員が質問。事前に委員会で打ち合わせたとおり、これを認めたが、答弁を含めて3分という時間制限はいかにも短かった。さらに、内田秀子議員が、同じく委員外で質問を要求したが、委員長は「認めません」と。同じ部屋にいること、また、議員には発言の機会を保証すべきとの思いから、「いいじゃないか」と発言したが、委員会の雰囲気はNO。理由は二つ。
1.同じ会派から委員が出ている(但し、この会派は賛否が分かれている)
2.事前に通告がなかった
自分達と反対の言論は、発言を制限するとの態度には、残念だった。

 最後に、各会派態度表明と討論を行い、委員全員の反対で否決。本会議では、予想通り生活者ネットワーク2名、緑の党1名のみが賛成で、最終的に条例案は否決された。私の討論は以下のとおり。

 私は、ただ今上程されました、第86号議案大田区無防備平和条例につき、所管委員長報告に賛成、すなわち条例案に反対の立場から討論いたします。
私は、航空予備自衛官として、防衛庁長官より訓練招集命令を受け、さる7月7日より5日間、茨城県百里基地に所在する第7航空団において訓練を受けてまいりました。その訓練の中、さる4月にロシアの偵察機に対し、一日6回もの緊急発進通称スクランブルがかけられた事実を教えられました。さらには、この日をもって、スクランブル回数が、なんと2万回に及んだというのです。特に、最近はロシア、中国の経済が好調に転換したようで、冷戦構造後激減していた領空侵犯事案が増加傾向にあるそうです。また、国民的注目を集めた、犯罪集団北朝鮮によるテポドンミサイル発射など、我が国を取り巻く国際情勢は、日々緊張の中にあると言っても過言ではないのです。
そのような現実を見るにつけ、今回の条例がいかに非現実的なものか、また、このような行為の審査に、区民の貴重な税金100万円余りを費やしていることは如何なものでありましょうか。ただ、付け加えるならば、その方法や目的には到底賛同しないまでも、15000人もの区民に対し「直接請求」という、住民自治についての啓蒙活動をして頂いたご努力には、敬意を表したいと思います。

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07月21日(金)
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