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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■大田区さん協力してねby社会保険事務所
社会保険庁の不正が連日報道されている。まあ、今まで、数値目標など、絵に書いた餅と思っていた官庁に、突如、目標数値=昇給、昇任、との命令を持ち込んだのだから無理もない。ただ、その長官の出身会社も法令違反で営業停止とは困ったもんだ。
さて、そのような上級幹部とは別の出先、つまり、大田区では蒲田社会保険事務所の対応は、以前にも書いたが「激変」と言えるほど良くなった。そして、先週、この「激変」したお役所から、大田区役所に「指導」があった。
それは、4月13日の日記に書いた、若年認知症患者の過去の診断書を開示して欲しい、という医療機関の要請に対し、大田区国民年金課長が「個人情報保護法」を盾に、開示しなかった事案である。
個人情報保護法が施行されて以来、わからないものは「個人情報保護」との、大義名分で開示しないほうが、面倒ではない、というケースが散見される。同法では、一定の基準のなかで、個人情報保護の範疇にいれなくてもよい、との例外規定を設けているので、今回の件も問題なく開示できた事案である。
が、結局、本人の名前がワープロでうたれ、捺印のない委任状モドキの文章で「自己情報開示」が行われたのだ。捺印がなかろうが、代理人の本人確認を怠ろうが、様式主義を満たしているからいいのだろう。情けない!
そこで、このようなおかしな対応に怒った病院の事務長さん。所管(障害年金)の蒲田社会保険事務所に訴えたのだ。それを受けて、蒲田社会保険事務所は先週末、大田区と「国民年金、障害年金事務打ち合わせ会議」を開催して、以下の要請を大田区にした。
@診断書作成に関し特別なケースがあった場合には社会保険事務所に相談して欲しい。
A国民年金、障害者年金の診断書作成に協力して欲しい。
B上述した事例を具体的に説明して、申請者の不利益が生じないようにして欲しい。
以前、本会議で28歳の自民党区議、湯本良太郎氏が質問の最後に語った言葉、印象的だった。
人は規則のために生きているのではありません。規則は、人がより良く生きていくためにあるのです。
お役人は、この本質的な部分を時として忘れてしまう。区役所のために区民があるのではない。区民の役にたつ所、それが区役所。同様に、区議会は区役所や、区のお役人のためにあるのではない。区民の代弁者である。
お互い、心したいものである。
06月13日(火)
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