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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■平成16年大田区議会第二回定例会一般質問全文
民主的で自由な未来ある会派、民主・自由・未来の犬伏秀一でございます。今般、私たち7名は、小異を捨て、区政発展と、議会活性化のため、あらたな会派を設立いたしました。
支持基盤も、思想信条も違う7名の会派誕生には解決すべき諸問題多くあり、また、残念無念な出来事もおこりました。我ら7名は、今後とも、粛々と是々非々、議会活性化に努力してまいる決意であることを冒頭表明させていただき質問にはいります。

さて、今回は、まず区民共有の財産である本庁舎の有効利用について質問させていただきます。本庁舎2階には、くすの木というレストランが、東急電鉄の子会社において運営されております。そして驚くべきことに、この賃借料は無料なのです。総面積360平方メートル109坪、蒲田駅周辺の平均的な店舗賃料で積算すると、月額賃料100万円相当が無償で提供されているのです。これは、職員の福利厚生事業の一環として、区から大田区職員文化会が借り受け、その運営を民間に委託しているため、賃料は免除ということらしいのです。月40万円弱の水道光熱費相当額を納めているのですが、納得がいきません。さらには、本来午前9時から17時まで開店する契約が、『人件費が出ない』との理由で、現在は10時から15時の営業に短縮されているのです。家賃がタダで『人件費が出ない』など、経営者の風上にもおけない発言であります。先般も、状況を確認に昼食を食べに出かけましたが、兎に角愛想がない。要領が悪い。あれでは、区民の方は『公務員が運営をしている』と誤解をしてしまいます。飲食店の価値は3つの要素の総合力と言われております。ひとつは、当然ながら商品、つまり料理です。そしてサービス、雰囲気です。いかに役所内の施設であっても、この三要素が欠けていれば売り上げは間違いなく減少します。平成14年と15年の売り上げを比較すると、11%の減少。とくに職員のプリペードカードによる売り上げ減は18%にも上っています。反面、弁当は対前年101%と微増しているのです。これは、この三要素を知っている職員からは敬遠されるが、自分の金で払わない、そして、雰囲気もサービスも関係ない弁当は頼む、という明白な消費者のメセージです。
このような、もはや職員の福利厚生施設としての役割すら担えない業者に、一等地を賃料無料で貸していることは、区民の財産に対する搾取行為とも言えるものであります。すでに、この問題を指摘して2ケ月がたちますが、サービス対応は、相変わらずたまげるものがあります。『いらっしゃいませ』の言葉すらないのです。契約どおりの業務が出来ないのなら、他の業者に代える、または、執務室として本来の区役所としての業務に使うべきです。お考えをお聞かせください。

次に、同様の視点から、9階にある施設についてうかがいます。まずは、理容室です。このことについては、以前質問いたしましたが、区職員の執務時間中しか開業していない職員専用の理容室を設ける必要があるのか、と伺いました。その後、床屋にいくので勤務中、時間休暇を取った、という話は聞いたことがありません。年間、延べ1000人が利用していますが、月1回行くとすれば、たかだか80人余りの常連客のために、これまた、無料で施設を貸しているのはいかがでしょうか。もはや、区職員が勤務時間中に床屋に行くなどという、悪習を残すべきではありません。さらには、同じ9階には、職員組合の事務所があります。ここも無償です。私は、健全な労働組合活動を妨害する気はさらさらありませんが、この一等地に101平方メートル30坪余りもの広さの事務所を無償で賃貸することが必要なのでしょうか。労働組合法では、必要最小限の広さを超えて事務所を提供することを、便宜供与としており、不当労働行為になる可能性すらあります。適正な賃料を徴収するか、自前で事務所を賃貸してもらうべきです。9階の2ケ所の扱いにつきお答えください。


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06月10日(木)
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