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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■300万円の税金、無駄遣いしちまいました
 今日は、都市整備委員会が開催された。が、私は、多分欠席扱いだ。通常は10時開会なので、そのつもりで登庁し、到着したのが9時40分。ところが、今日は、河川改修促進大会という会合に、八王子までバスに乗って、全員で行くことになっており、そのために、9時半開会だったのだ。そして、10分後に閉会にしてバスで出発。

 通常の委員会でも、区内に視察にでる場合に、10分で閉会することはある。己の不注意を反省した。そして、この欠席扱いは、『費用弁償』の不支給にもつながるのだ。大田区議会議員は、委員会や本会議で招集されると(勝手に役所にいるのは除外)一日6000円の費用弁償、という日当が出る。こいつが、欠席だと出ない。

 初当選の際、6000円も費用はかからないから、『実費弁償』にしたら、と訴えていたのだが、ついついもらっていると、言いにくくなるものだ。23区中でも、大田区の費用弁償額は群を抜いている。これは、金額とともに、その存在そのものを検討するべきだろう。

 さて、八王子市民会館には、13区、21市、2町、1村の議員、職員、約1000名が『動員』されていた。来賓には、国土交通省のなんとか室長、東京都技監、国会議員秘書(本人が来いよ)、都議など。

 河川改修促進連盟なるものがあって、区長、市長などが役員になっており、なんと、私も知らぬうちに会員らしい。形どおりの来賓あいさつがあって、代表者による『河川改修の必要性』のアピールがあり、宣言、決議を採択して終わり。こんなことして意味あるのかしら?

 だいたい、国土交通省のなんとか室長は、『極めて意味のある大会であり』などと、おべんちゃら言って、さっさと『意味のある大会』会場から姿を消した。嗚呼、キャリア官僚は偉い!

 まあ、そんな訳で、よく意味のわからない大会に直接かかった費用は、予算書から想像するに約300万円。1000名の各自治体の人件費25000円/1人として、2500万円、バス代など入れると、概ね3000万円を超える血税が、訳のわからない大会のためにすっ飛んだ。今年で41回になるというが、もう止めたら。きっと、日本中で、こんな大会が開かれ、地元の国土交通省官僚が『やっぱり、俺は偉かった』と悦に入るのだろう。

 他に腹がたったこと2つ:

@ 壇上の来賓席で、落ち着きなく扇子を振っていた都議(オヤジは有名な  国会議員らしい)
A 昼食を食べた中華レストラン(自費です)、七名のテーブルに持ってき  た酢豚のブタが5切れしかなかった。

 
07月29日(火)
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