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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■東急長原駅構内に区補助金でマンション建設?
今日は、区議会交通問題調査特別委員会が開催された。どうも、私は、特別委員会というのがあまり好きではない。勿論、議会を好き嫌いで判断してはいけないのだが、縄のれんを殴っているようで、いつも欲求不満になってしまうのだ。
最初は、広域斎場対策特別委員会だった。これは、近隣5区と斎場組合を作り、埋立地に斎場(火葬場)を建設するというもので、この組合の事務局は、大田区役所9階にある。ところが、この委員会で何を発言しても『組合事務局に話しておく』で終わってしまう。組合は、別の地方公共団体の位置づけで、関係5区の議長で構成される組合議会もあるので、そういうことになるのだろう。
次に所属したのは、防災対策特別委員会。これも、常任委員会とダブル点が多く、また、具体策の検討よりも、報告に終始した感は拒めない。
一期目最後は、羽田空港対策特別委員会。ここは、共産党の街頭演説会のような委員会だった。毎回、騒音の数値報告と、左旋回(午前中5回しか認められていない)の回数の報告。それについて、共産党の質問、演説を拝聴して終わり。
今回の交通問題は、京浜急行の連続立体交差事業が現実としてあるので期待をしているのだが‥
今回の報告事項で、噛み付いたのは2件。ひとつは、東急長原駅へ、エレベーター2基を設置する、というものだ。総事業費は、2億1千300万円、国から7000万円、大田区から7000万円(うち都から3500万円)の補助金が支給される、との報告であった。
いつも、このエレベーター設置費用はバカ高いと思っていたので、構図を質問してビックリ!問題点以下の通り。
問題点@ 税金を1億4千万円も使うのに、施行業者は入札で決定していない。
問題点A 施行業者は、鉄道事業者の指定した、鉄道関連会社(東急建設、京急建設など)で、事業費は、この業者の言い値である。
問題点B 補助金の上限は、総事業費の1/3で、上限は7000万円であるが、なぜか、不思議に、事業費は2億1千万前後で、7000万円を満額支給されている。
2億1千万円といえば、述べ床面積200坪を超える、鉄筋のマンションの建設費(坪単価80万円として)と同等の金額である。色々と高値の理由をつけるのだろうが、、補助金なしで、自費であれば多分、相当安くできるはずだ。
役人の答弁のなかで、『バリアフリー促進の意味もあり、チェックはしていない』なるほど、エレベターつけてくれたら、関係会社を儲けさせてやるから、頼むよ、ということか。わかり易い。
ああ、こんなことが、日本中で行われているんだろうな〜怒れ、納税者!
07月22日(火)
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