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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■ビジネスか青少年育成か?@区営東調布プ−ル
これは、正に「指定管理者更新」の時期と一致し、Oさんが、団体貸切の優遇だけではなく、自ら「管理者」となることを目論んでいたことがわかる。さすがに、指定管理者の「審査」でNPO役員に大田区係長がいてはマズイと思われたのか、昨年7月1日に「4月1日に遡って」、係長さんのNPO監事退任の届出を東京都に提出している。
勿論、Oさんは、指定管理者事前説明会に参加したが、残念ながら「指定」はされなかった。新たに指定された「デイップネス」は、区内でもスポ−ツクラブを運営する「ビルメン系」ではないスポ−ツに精通した企業であることで評価はできるが、以前、この会社が管理委託を受けた東京体育館での「一部団体んの不正使用告発事件」で、都の天下り財団から「利用者を訴えるなどとんでもない」と言われ、我慢した経験を持つ。まさか、その「我慢力」が選定基準ではないだろうと、期待したいものだ。
東調布プ−ルには、他に、富裕層の師弟を対象にしたNさんが主宰するGという団体もあり、こちらは月謝8000円と高額だが、150人近い会員がいるというから、これも大したビジネスである。(この団体は、平和島でも水泳教室を開催している)
さて、このような、区民共有の財産、税金で指定管理者に管理をさせている公共施設たる区営プ−ルを、虚偽の届出で「利用料の減免」まで受けて、ビジネスに利用する行為、その中枢の大田区係長、それも、配偶者が、直接の管理職という図式は、到底、区民納税者の理解を得られない。即刻「優遇」を中止し、係長を調べよ。
以上のような趣旨で質問をし、関係管理職から「いい訳」答弁を受けたが、若干時間が余ったので、熟慮されているのか、熟睡されていたのか「下を向いていた」遠藤久経営管理部長を名指しして答弁を求めた。
突然の指名に面食らったのか、あわてた様子だったが、そこは部長職の頂点まで上り詰めた方であり流石である。「そのようなハレンチな行為があったとすれば、調査し善処する」と、強い決意を示された。頼むよ!
多分、Oさんも係長さんも「水泳が大好き」な方々だと思う。そのスポ−ツを愛する純粋な気持ちで、改めて「公共施設のあり方」「公務員としてのかかわり方」「本来の社会教育団体のあり方」など再考していただき、節度をもった施設利用により、子供達の水泳指導を行っていただきたいものである。
このことは、係長さんやOさんを糾弾することが目的ではない。プ−ルだけではない、野球場や文化センタ−など「特定の利用者」や「団体」が既得権益のように、優先的に予約して利用していることに一石を投じたいのだ。
それぞれの団体には「区との歴史的関係」があるのだろう。だからこそ、政権交代が行われた「民間区長」が、「新たな関係」を築く必要があるのだろう。新区長の公約「地域力」とは、一部「声の大きい団体」を優遇することではないはずである。すばやい善処を期待する。
03月18日(水)
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