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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■報復人事?いえ適材適所ですby大田区長
区長、私はさる8月19日に行われた大田区倫理法人会800回記念講演会でのあなたの講演を聞き、深く感銘をいたしました。当選直後の同じ会場での講演を拝聴した時と、まったく違い、自信と内容に満ち溢れていたからです。どうか、その自信とリ−ダ−シップをあらゆる場面に発揮をしていただきたいと思うのです。
 私は平成13年、会社を倒産させるまで、一坪でも大きな家に住むこと、1メ−トルでも大きな車に乗ることが幸せだと信じ猛進してまいりました。ところが、それらが一瞬にして崩壊したとき、そんなものは何の意味を持たないことを知らされたのです。一番大切なこと、それは宇宙の摂理に従うことであります。私は特段宗教を信じているものではありませんが、我々人間には及ばない大きな力、Something Greatさんの存在を信じています。それをあえて宇宙の摂理と呼びます。
 どうか、迷われたら、取り巻きのお役人の言葉より、この天の声に耳をかしてください。今、この数年間で、出世するとか、いくら儲かるとか、そんなことは地球の40億年余りの歴史の中では些末なことです。どうせ50億年後には太陽はなくなってしまうのですから。
いささか、神がかり的な話をしてしまいましたが、どうか、心のどこかにお書きとめいただきたいと思います。5000名の組織を活かすも殺すも、リ−ダ−次第です。知らぬうちに裸の王様にならないよう、敢えて苦言を呈するものです。
 そして、今までの私の質問には、どうか区長ご自身がお答えください。区長の身の上を心配する副区長の言葉では説明できないものであります。どうか区長、金正日やヒットラ−にならないためにも、ご自身の言葉でお考えをお聞かせください。
 次に、現在4つある地域行政センタ−についてお尋ねいたします。大田区職員の本音が見えるインタ−ネット2チャンネルの情報によれば、この4行政センタ−は来年4月から廃止の方針がすでに決定している、とのことです。旧政権時代の最も大きな組織改正が、このセンタ−制でありました。それぞれの地域事情にあわせて、本庁舎まで持ち込まないでも現場で判断できる、ことをスロ−ガンに出来た制度でしたが、実際には管理職の人数が増えただけで、案件を区役所本庁舎に持ち込む構図が多く、屋上屋根を作る組織であった、との批判も相次ぎました。そこで、では廃止というのは、あまりにも乱暴な方法だと考えます。ましてや、西行政センタ−はその機能向上の理由のもと新築をされたばかりでありますし、今定例会に上程される交通事業本部が入居予定の民間ビル賃貸も、南センタ−が廃止されるとすれば、無駄な出費と言えましょう。
 当初想定していた本来の地域行政センタ−としての権限と役割を明確にし、その実効性を高めることこそが、継続性ある行政のすべき仕事であると思います。それとも、先ほど来申し上げていた「旧政権のものは、すべてぶっ壊す」行動の一貫なのでしょうか。もしそうなら、大田区役所がナチスドイツか北朝鮮と同様の意識構造に陥ってしまった証左と言わざるを得ません。ナチスは敗北し、そして北朝鮮金正日体制もいずれ崩壊をすることは自明であります。異常なまでの中央集権は崩壊する、このことは歴史が証明しています。
 この程、各行政センタ−を廃止しようとする具体的理由、さらには、その後の各地域で代る組織を作るおつもりなのか、地域力を標榜する松原区長にとって、地域行政センタ−の活性化のほうが、よりお考えにあっていると思いますが、いかがでしょうか。
 次に大田区の公立学校における諸問題につきおうかがいをいたします。
昨年に続き、全国学力検査が実施され、その結果が各教育委員会、学校に配布をされました。しかし、大田区教育委員会はこの結果については公開をしないとの態度を所管委員会で表明をされました。その際、教育長は「結果を公開した場合、地域の町会長たちのリアクションが心配」と理由を述べられました。これは民は愚か、お上たるお役所は賢いという愚民行政の考え方で到底納得できるものではありあません。

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09月19日(金)
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