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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■決算認定に賛成討論?え、反対討論に聞こえるが…
本議場にいらっしゃる日朝友好促進議員連盟に加盟している39名の大田区議会議員の皆さん、朝鮮総連のお友達を通じ、横田めぐみちゃんをはじめとする拉致被害者全員を即刻帰国させるよう、強く強く要請をしてください。北朝鮮の人々が豊かに自由に暮らせるようになり、拉致被害者が全員帰国した暁には、私は平壌と千鳥町に出向き、感謝の意を表するつもりであります。
次に、大田区がすすめようとしている、外国人向けに一般民家に宿泊させる所謂「民泊」を認める条例について申しあげます。
先般、政府は外国人移民を毎年20万人受け入れる方針を打ち出しました。自民党の外国人人材交流促進議員連盟では、今後50年で人口の10%、1000万人の移民を受け入れるべきだとの報告書まで作成したのであります。今後、オリンピック開催に向け、建築現場作業員の不足が予想されます。また、団塊の世代が75歳を超える時期には、介護職員が100万人不足する、との予想も厚労省から出されています。恐ろしいことに、政府与党は、この人手不足を外国人によって埋めようと画策しています。そして、その旗振り役が、人材派遣会社最大手の竹中平蔵会長であります。
今後予想される、外国人労働者受け入れでは、必ず人材派遣会社を通して雇用されること、人材派遣会社が指定した社宅に居住する事などが検討されています。
結果、人材派遣会社は膨大な利益を産むことになります。そのツールの一つが社宅、つまり宿泊先です。オリンピックの会場に近く、また羽田空港跡地の工事現場に近い大田区はうってつけの「社宅用地」であります。そこで、「民泊」に目をつけた、と考えるのは、私の色メガネでありましょうか。今回の「民泊」条例では、宿泊日数を7〜10日以上としています。はたして、オリンピックで来日した外国人が10日以上も「民泊」をするでしょうか。外国人労働者の「社宅」とすると考えるのが自然ではないでしょうか。
私は、外国人の移民促進策、外国人労働者の受け入れ枠増大には大反対です。移民を受け入れたヨーロッパ各国では、伝統的な街並みが崩れ、コミュニテイが崩壊しています。移民に対する社会保障費の増大や、犯罪の増加も大問題となっています。グローバル化という大義名分のもと、我が国の固有の文化、歴史、国柄、家族を壊す流れの片棒を担ぐ可能性のある「民泊」条例には、余程の歯止めをつけなければ賛成できないのであります。
最後に、本定例会では再三、陳情が提出されてまいりました「平和安全保障関連法案」について申し上げます。
平和安全保障関連法案は、我が国民の生命財産を護るための法制度の隙間を埋めるものであり、また、友好国と共に平和を維持するための「お互い様」としての集団的自衛権を容認するものでありました。昭和20年12月10日GHQ発布の、ウオーギルトインフオメーションプログラム(日本悪人心理作戦)に基づいたプレスコードにより、日本のマスコミは狂ったように「日本は悪い」「軍隊は悪」だと報じました。その結果、日本の人々は、「国を護る」ことまで悪だと信じ込まされてきてしまいました。
国連の平和維持活動に参加する自衛官は、自らの身を護るために刑法の正当防衛と緊急避難の規定で武器を使うという、国際的に見ても信じられない行動を強いられてまいりました。親バカですが、愚息は、陸上自衛官としてハイチ大地震、ジプチ海賊退治、南スーダンPKOに参加をしてまいりました。ハイチでは、ネパール陸軍が武装して彼ら自衛官を護ってくれました。南スーダンでは、隣接するインド陸軍が陸上自衛隊を護ってくれていました。いずれの軍隊も陸上自衛隊に比べ兵器も能力も劣るものですが、国際基準のROE(武器使用基準)で行動ができます。が、自衛隊は彼らを護ることができないのです。
まだまだ、現場から見れば不備山盛りの平和安保法制でありますが、安倍総理におかれましては、よくぞ制定されたものと、総理と与党に対し敬意と感謝を申し上げるものであります。
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10月09日(金)
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