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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■第一回定例会一般質問「大田区の北朝鮮友好政策を聞く」
次に、さる1月26日から5回開催された「在日コリアンから考える、区民大学第3期人権塾」との、教育委員会主催の講座についてうかがいます。私はこの講師があまりにも政治的に偏向している事実に接し驚愕してしまいました。第1回目の講師の神奈川大学教授は「日本社会の根源的な思想課題は天皇制だ。として天皇制がタブー視される限り、植民地の過去をめぐる日本の態度は変わらないだろう。」とまで述べているのです。
また、福島瑞穂氏との対談では「戦後補償、従軍慰安婦の問題について、今、国家補償が争点となって論じられていますね。なぜ日本は、過去の精算ができないのか。」とも語っているなど日本国憲法や政府見解に反発する発言を繰り広げています。
第2回講師の東京大学大学院准教授も「強制労働」についてなど、反日的な論評が多い学者であります。唯一人、4回目の講師である首都大学東京教授だけは、極めてまともな歴史観をお持ちで、まあ、5回中一人ぐらい親日的な学者を入れて「いい訳」にしようかと思ったのでありましょうか。
第2回の講師は映画監督と紹介されていますが、AV映画を多数撮影し、いかがわしい題名でインターネット上で販売されているのを知ってのうえでの講師登用なのでしょうか。いくつかの題名をお示しいたします。
この神聖なる議場で品のないタイトルを口にすることは憚れるのですが、いかに教育委員会主催の講師としてふさわしくないかをご理解いただくためにお許しをいただきたいと思います。「ハメ撮りの夜明け」「童貞をプロデユ−ス」「●●●●と嘘とビデオテープとウソ」「舐めて悦び濡れる●との24時間●●●●」●●の部分は、いくら私が品性に欠ける議員であっても、女性議員、女性理事者がいらっしゃる場では発言できない言葉が含まれているのです。いったい、このような偏向した講師陣、如何わしい講師を誰が選定し誰が許可したのか教えてください。担当課長は区民からの問い合わせに「上司に相談し許可を得た」と言っていますが、上司とは教育長なのでしょうか。
せっかく昨年、教育委員が正しい歴史認識の歴史、公民教科書を採択し全国的にも大田区教育委員会の英断に賛辞の声があがっているのに、これでは全国の笑い物になってしまいます。過日は、民主党の前女性大田区議会議員を講師に迎え歴史・公民教科書に反対する集会が開催されたようであります。この時期にこの講師陣とは、歴史教科書に反対する陣営からの圧力では、とまで疑ってしまいます。
大阪市の橋下市長は大阪市職員の過剰な政治活動につき断固たる処置を取ると言っています。大田区の中にも日の丸や君が代が嫌いな職員が残念ながら存在しています。今回の事案を見ると教育委員会社会教育課の中に、日本が大嫌いな反日活動家が紛れ込んでいるのではないか、との疑念すら感じてしまいます。大阪市のように職務中の政治活動、公務を通じて「自己の思想普及」をするなどの違法な活動に対しては、松原忠義区長が昨年の区長選挙で、日教組や自治労が加盟する連合の推薦を受けたことを斟酌しても「それはそれ」として、厳しい対応を望むものであります。
北朝鮮関係の質問は以上で終わります。昨年の金正日総書記の死去をきっかけに、新たなる指導者のもと、すべての日本人拉致被害者が祖国日本に戻り、北朝鮮の民主化と経済復興がすすみ、北朝鮮の人々が豊かな生活を謳歌できた時、我が国は喜んで、すすんで日朝国交を正常化すべきであります。そして、私は両手に持ち切れない程のお土産を持って、平壌を訪問したいと切望しているのです。
最後に質問ではありませんが、最近の気になる出来事について2点ほど意見を申し述べておきたいと思います。第一点は被災地の瓦礫受け入れについてであります。わが、「たちあがれ日本」の応援団長である石原慎太郎都知事が、受け入れ反対の声に対して「黙れ」と一喝したことに抗議の声があがっておりますが、あれは彼が得意な確信犯的発言でありましょう。大田区でも松原忠義区長が議会の同意を得ずに受け入れに賛意を示したことは、二元代表制の在り方としては問題ではあったものの、国家的緊急事態においては止む得ないことと思われます。
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03月01日(木)
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