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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■平成22年度予算 賛成?討論
第一は、真の人材育成を行うことです。今、区役所内では、民主党と同様な体制が問題になっています。鳩山首相は、松原区長ご自身であります。そして小沢幹事長が区役所にもいらっしゃいます。この強権の前には、官房長官、副幹事長などなんのその。また、北朝鮮のような密告、ゴマスリ、言論統制も強烈です。その結果、有能な管理職、さらには志ある係長級の職員の士気は下がり、結果、服務事故が多発した、と言ったら言い過ぎでしょうか。
何回か指摘させていただいた、旧政権の要職にいた方への、現執行部からの厳しい言動などは、決して松原区長の優しい人柄から出たものではないと思われます。また、この後上程されるようですが、退任される監査委員さんが、区長へご挨拶をすべきと、事務方を通じ面談の御伺いをしたところ、なんと、執行部の方から「松原区長が選任したのではないから、会う必要はない」と信じられない返事が返ってきたことはご存じでしょうか。驚きです。 どうか、区長、裸の王様にならないでください。区民は、執行部のお役人を信任したのではありません。あなたを信任したのですから。区長の優しい人柄、さらには、区長の激務の中、学ばれた明治大学公共政策大学院でのご経験から、尻尾を振ってすり寄ってくるロイヤリテイではなく、仕事で人事評価を行うよう強く求めます。時には大胆に、そして優しく、それが大将の器でありましょう。
第二は、区民への情報開示と、庁内での情報共有であります。「民間出身」の区長に代わって4年、いまだに大田区役所の情報開示は、全国でも底辺のレベルにあります。個人情報以外は、大田区の職員が保持している情報は、区民の共有財産である認識を、区長は無論のこと、全職員に徹底することがアカウンタビリテイ(説明責任)として重要です。好例は、大田区総合体育館隣地にあった、ほとんど資産価値のないマンションを30年前の分譲時の価格で建物ごと買い取り、すぐさま解体した事例でしょう。この決定にいたる経緯は、さまざまな情報開示を行っても明らかになりませんでした。まさに密室行政であります。本日、志高い区民有志が、松原区長はじめ、関係執行部職員に対し、損害額の弁済を求める行動を起こされることと思われます。
また、大田区の行政側の意思決定過程で重要な意味を持つ経営戦略会議の秘密性と、庁議の形骸化は、組織として情報の共有が出来ず、一部の幹部職員による区政の「独裁」との懸念を、区役所内外に抱かせてしまいました。来年度の予算執行にあたっては、それぞれの立場の管理職、職員の権限と責任を明確にすることは勿論のこと、情報の独占、独断、恣意的な対応を排除することを強く求めます。
3つめは、真の民間感覚を予算執行に取り入れて頂きたい、とのことであります。財務省が裏で仕組んだ、民主党の政治ショーとして大成功をした「事業仕分け」では、いかに、国のお役人の感覚が、国民の感覚とズレれているかが露わにされました。残念ながら、民間出身を標榜する松原区長になられても、大田区のお役人の感覚は、シーラカンス的古典文化のままであります。昨日開かれた、開発・観光対策特別委員会では、羽田空港国際化記念事業の予算施行について、与野党から「民のまともな疑問」が、産業経済部に突き付けられました、議員の誰もがあきれた、その公金に対する曖昧な対応、大盤振る舞いは、ビックリを通り越して、あいた口がふさがりませんでした。また、残り数日で委託業務が終了するにも関わらず、4月以降の業者の選定に入っていない実態には、随意契約で現業者と継続契約したい、との事業課の「想い」が見えてしまいます。
昨日の特別委員会では、あまりにいい加減な3300万円の予算執行に対し、委員会として、業者の提出した各事業の成果報告を請求いたしました。本日、さきほどそれを受け取り、業者擁護、議会軽視がさらに明らかになってしまいました。
いくつかの報告書には、後日(多分、昨日でしょうが)作成したサインが読み取れるんどえす。最も笑ったのは、3月1日付けで業者が提出しし、区側も係員、係長、課長が同日受け取ったとする「WEBサイト」の報告書です。
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03月25日(木)
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