ID:98044
いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
[1480576hit]
■平成22年第1回定例会一般質問
また、懲戒処分の公開の基準がまことにあいまいで、どのような基準で公開しているのかお知らせください。さらには、以前は人事部門の長たる経営管理部長名での公開でしたが、最近では、前面に人事担当部長の名前が出ることはなく、各所属長の名前での公開となっております。いかなる理由でありましょうかうかがいます。
セクハラ副校長は、報道当日も、その後も通常どおり学校に勤務しておりました。このような事案の場合、現場から排除することはできないのでしょうか。「教員としてではなく、社会人としての行為」と教育委員会では言われておりましたが、とすれば、一昨日発覚した「飲酒事故」の教員も社会人としての行為でありながら、自宅待機となっているのは、何が違うのでしょうか。その違いにつき基準をお示しください。
最近、大田区では様々な部署で、任期付の課長、係長を採用されております。お役所文化に活性剤を投入しようとの想いは理解できるのですが、多くが東京都などのOBであることは、はたしてどうなのか疑問をもっているところでありますし、先日行われた再開発課長では受験資格として経験3年、再開発係長は単に再開発の経験がればいい、となっており、その程度の人材が区役所内にいないのか不思議ですらあります。
また、国で問題となっている天下りならぬ、民間の「思惑付」の「天上がり」で採用された管理職はいないのでしょうか。そこで、私は、大田区の任期付管理職で採用された方々の名前をインターネット検索サイトで調べてみましたら、大変な大物が釣れてしまいました。
それは、あるゼネコンA社執行役員営業推進部長さんとしての記事などです。水道産業新聞という業界紙があります。その数年前の4232号4月27日号の紙面に以下のような記事があります。
4月24日EX・ダンビー協会関東支部設立総会が開かれ、支部長に○○、A社執行役員営業推進部長が就任した。
○○には、現在大田区の任期付課長として勤務されている方の名前が記載されていました。また、財団法人エンンジニアリング振興協会という団体の機関紙平成19年8月号には、この○○さんが、協会の理事に就任した、との記事が、東京ガスの常務などと並んで掲載されていました。
EX・ダンビー協会は、地中埋設管路の業界技術団体であり、エンジニアリング振興協会は、基金27億5000万円、ゼネコン32社、プラント業者41社、など錚々たる133社の会員を誇る団体であります。まさか、このような業界団体の重鎮、さらには中堅ゼネコンの執行役員まで上り詰めた方と、大田区に勤務する○○課長さんと、同一人物のわけがない、と業界通に取材したところ、どうやら同一人物で、「業担」といわれていた、古き時代の「仕切り屋」だったとも教えていただきました。
そこで、うかがいます。この課長さんの、過去の華々しい経歴をご存知のうえ採用されたのでしょうか。そして、何を期待されての採用だったのでしょうか。大田区は、空港跡地、臨海部開発など、彼が所属していたゼネコンが得意とする、東京都港湾局がらみの仕事も目白押しです。くれぐれも、粗相のないよう強くお願いしておきます。
次に、現在建設中の体育館に関する問題についておたずねいたします。本件建築計画とは無関係に、突如隣接地にあった東武ハイライン梅屋敷なる築30年を越えるマンションを、近隣中古築浅マンションと同等の価格で買い取り、こともあろうか、解体費用まで大田区が負担する大決断を当時の清水繁経営管理部長がしたことは、以前奈須議員が本議場において問題提起したところであります。
住民監査請求の期限が今月末に迫っておりますので、あらためてこの疑義についてお聞きいたしますので、お答えください。開示請求で得た多くの資料や、議会提出の資料から算出した数字をお示しします。それによれば、土地部分562.56平米を坪約215万円、建物部分1288.31平米を坪約296000円、駐車場部分を坪約113万円で購入したのです。
[5]続きを読む
03月01日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る