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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■平成19年度決算 賛成(?)討論
松原区長は、民間出身を標榜され選挙戦を戦われましたが、これには疑義がございます。国会議員の公設秘書、これは国家公務員であります。区議、都議、これは特別職の地方公務員であります。すなわち、松原区長は決して民間出身ではないのですが、そんなことはこの際問題ではありません。問題は、松原区長が組織の中で仕事をされたことがないという点であります。
組織で仕事をした経験を持たないと、組織を機能的に使うことが苦手になることが間々ございます。青島都知事など好例でしょう。石原都知事も同様ですが、彼はカリスマ性でお役人組織を使っているように映りますが、実際には「都庁」という組織を使いきれていないと見えるのです。
いささか厳しい言い方を申し上げましたが、どうか風聞言われるような、お役人に使われる首長にはどうかならないでいただきたい。誰がなんと答弁しようが、最後は区長の責任であります。「知らない」などの発言ではなく、正々堂々と「私が言いました」「私の指示です」とお答えいただきたいのです。そのことが、責任ある首長、威厳ある首長として、大田区の多くの有権者が選んだ区長としての誇りでもありましょう。
一昨日、ある区内の有力者とお話をしておりましたら、「今の区長とは話しづらい。何を話しても傍らに秘書がメモを取っている。」と嘆いておられました。勿論、人にはそれぞれの手法があります。松原区長のやり方でよいと思います。が、しかし、最近の状況はどうしても気になって仕方ないのであります。
今、まさに平成21年度予算策定の最中であります。どうか、松原区長には、お役人にコントロ−ルされることなく、また、議会出身の首長として、真の二元代表制を具現していただくよう望み、私の賛成討論といたします。
10月14日(火)
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