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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■国民保護法関係条例賛成討論
阪神淡路大震災の際に、自衛隊の初動についておしかりがありました。しかし、現場では、使えない法律をたてに、被災地にへりを着陸させないとか、海外からの救助犬に動物検疫をうけさせるなど、あきれる体たらくでありました。そのようなことは、二度とおこすまい、そのような事態に備えようとの趣旨の法律、その法律に基づく条例、区民の声を聞こうという条例が、なぜ「国民を戦争にかりたてる事」になるのか、普通の常識を備えていると自負している私には理解できないのであります。

反対する皆さんの主張は、例えれば、消防署を作るな、消防団もだめだ、市民消火隊も反対だ。そんなものを作ったら、火事が増え、国民を火災地獄へかりたてることになる、とおっしゃっているのです。
私は、航空自衛隊予備自衛官として、年1回訓練招集命令に応じて5日間、訓練を続けております。私に課せられた義務は、防衛出動招集、災害派遣招集、国民保護招集、訓練招集であります。なぜ、予備自衛官でありつづけるのか。それは、愛すべき家族、愛すべき故郷、愛すべきこの国は、守るべき価値のある尊い存在だからであります。

そして、これらを守るためには、しっかりとした国家が必要です。国家は、そして地方自治体はあらゆる努力をもって国民を守らなければなりません。そして、必要とあらば力をも駆使してこそ国民を守ることができるのです。平和と安全を守るに足る賢さと十分な力を備えた国づくりこそが今求められております。

最後に、そのような国家の事例としてスイス連邦政府が国民に配布している「民間防衛」という本の言葉を引用いたします。「自由と独立は、絶えず守らねばならない権利であり、言葉や抗議だけでは決して守り得ないものである。われわれの防衛力を弱めようとする勢力は監視しなければならない。内部から国を崩壊させようとする作業が、公共精神を麻痺させるものによって企てられる可能性が常にある。自由はよい。だからといって、無秩序はいけない。ゆえに国家独立の意思をなくしてわれわれを弱体化させようとするイデオロギーに対して、人々の注意を喚起する必要がある。教育者、政党、組合、愛国的グループなど、世論に影響を及ぼす立場にある人々は、自らの責任を絶えず自覚しなければならない。」 

以上、大田区民の生命財産を守る重大な責務を負うべき大田区がすべき事項を定めるために必要な、本条例の制定は遅きに失した感すらありますが、諸手をあげ賛成し、「戦争に加担するな」という反対派議員の翻意を強く強く願い討論としたします。

03月10日(金)
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