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いぬぶし秀一の激辛活動日誌
by いぬぶし秀一
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■平成16年大田区議会第一回定例会一般質問全文
これは、有限会社フェミックスという会社に、大田区が10万円を払って開催しているものですが、この会社が発行している雑誌をみてビックリしてしましました。日の丸、君が代反対、反動的、ナショナリズム、踏み絵弾圧などという、左翼が大好きなことばが並びます。都教育庁や、自民党に抗議のFAXをおくろう、などという呼びかけも掲載されています。文京区の特定会派の議員の連載記事も毎号のっているのです。このような、ある特定の政治的意図をもった法人に、公金を支出されることがゆるされるのでしょうか。もし許されるとするならば、今後、区民大学の講師に小沢一郎氏や、安倍幹事長、神崎代表なども是非採用していただきたいものです。お考えをお伺いいたします。
 
 また、学校でも日教組ウイルスが猛威を振るっています。先日、ある中学校の歴史教員が、「イラク自衛隊派遣は大多数の国民が反対している」「テロに対抗したら憲法違反だ」「国会は民主的ではない」「右翼はうるさい」などと発言したとして、父兄から抗議の声があがりました。勿論、この教員は日教組の組合員であり、その授業は崩壊寸前だというのです。
また、2月19日の産経新聞に、都教組、都職労などの意見広告が掲載されました。

曰く、東京の公立学校の卒業式では全教職員が日の丸に向かい、君が代を斉唱することが罰則すきで強制されようとしています。と。

 まったく、このような公務員や教員を税金で雇用していることを、心より残念に思います。
国旗国歌法は、憲法に基づいた公平公正な選挙で選ばれた国会議員が、適法な制度により公布した法律であります。また、学習指導要領にも同様の記載があります。誰も、教員の自宅に日の丸をあげよ、プライベートな時間に君が代を歌え、と言っているのではありません。公務員として勤務している時間には、法律を守り、国旗に礼を尽くし、国歌を歌え、と言っているにすぎません。
 
 左翼的思想の皆さんに共通する行動原則は「自分たちの主張は、法律がなんと言おうと正しい」であります。その、押し付けを子供たちにすることが、いかにまっとうな国際社会ではおかしなことになるか。日本、中国、韓国、米国でおこなわれた高校生の意識調査に如実に現れています。
男は男らしく、女は女らしくすべき、という質問には、米国、韓国は60%以上、中国では83%がそうだ、と答えているのに対し、日本は男49.2%、女22.5%という異常な低さです。また、規範意識を問う「親や先生に反抗する」「学校のずる休み」はいけないか、との質問にも、わが国の高校生が圧倒的に低い数字をしめしているのです。
 
 自らの生まれた国に自信をもたせないような教育をされた子供たちは、何を目標にし、何を規範にしていいかを見失ってしまいます。国旗、国歌を侮辱する教育、男女の性差まで否定する教育、伝統的歴史を否定する教育の成果が、今まさに具現化されようとしています。明日では間に合いません。どうか、偏向した公教育をまっとうな姿に戻してまいりましょう。国家100年の大計を踏まえた、ご答弁を期待いたします。
 
 最後に、イラク復興支援につき一言申し上げておきます。大義なき派兵などという、国際社会からバカにされる発言が本議会でも相次ぎました。大義は、国益であります。いま、イラクの人道支援を行うことは、国益にかなうことなのです。そして、襲われたら対抗する、当たり前のことです。平和平和と叫んでいれば、平和がふってくるわけではありません。今、あなたの大切な人が殺されようとしている、わきには小銃が落ちている、普通の感覚の人間なら、ここで銃をとり、相手を殺すでしょう。それでも「暴力反対」と叫び殺されるのを傍観しているとしたら、その人は相当精神を病んでいる方でしょう。私は、アルカイダ、ウサマビンラデインの同時多発テロで、会社を倒産させてしまいました。それでも、自らの生活と、家族は守らねばなりませんでした。平和とは、そして、安全とは、勝ち取るものであることを忘れ、奇麗事だけを述べてはいけません。イラク復興支援に派遣されている、自衛官、外務省職員の無事帰国を祈り、私の質問を終わります。

02月27日(金)
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