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雪さんすきすき日記
by 氷室 万寿
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■「終わる世界とキミとぼく」のこと
 8時頃起床。
 午前中は会社。あろうことか、仕事中に職場で長年の課題になっていた案件を解決する方法をうっかり思いついてしまったが、準備(会社の回線では検索に制限がかかるので、それを回避するために持ち込んでいるiPad)が足りなかったので明日も会社に行ってVBAマクロを組まなければならなくなった。なんということだ。
 午後、「Nuclear Throne」をプレイ。キーボード+マウスとコントローラでプレイしやすさを比較してみた。照準の移動は当然ながらマウスの方が圧倒的に快適。武器選択と武器を拾うのもマウスのボタンに割り当てれば、左手は移動に専念できる。しかし、やはりキーボードでは移動が覚束ない。一方のコントローラは、今までエイムアシスト0%でプレイしていたのを100%にしたら、補正が結構効くようになった。そして、移動の快適さはやはりコントローラの方が上。結果、コントローラを継続して使用することに。あと、設定を変更しているときに間違ってセーブデータを消してしまった。ゴールド武器をまた最初から集めなおしである。
 夜になって、またまた帰ってきた!どうぶつ図鑑SPを待機してたら、時間になっても始まらない。おかしいと思って確認したら、来週だった。ずっと今日だと思い込んでいた。なので、楽しみは来週に持ち越し。

 「終わる世界とキミとぼく」(illCalab.)の感想。
 少年少女が核戦争後の世界を生き延びる姿を描いたテキストADV。一日は朝昼晩で区切られており、各時間帯にイベントが発生する。イベントには選択肢が表示されるものもあり、選択した内容によりイベントの内容が変化する。このイベントを通じて物資や情報を入手し、生存する手段を確立していく。また、特定の物資を消費して拠点を構築することで、アイテムを加工することができるようになる。一日の終わりには食料を消費して体力や精神力状態を回復させることができる。
 少年少女にはそれぞれ体力と精神状態が設定されており、体力が無くなるとゲームオーバー。精神状態が悪化すると表示される文章が支離滅裂になるが、ゲームを進行することはできる。また、少年には腕力と知識も設定されており、どちらも上げることで特定のイベントの内容が変化する。

 プレイしたての頃は、ただ単に運に翻弄されて死ぬことを繰り返すばかりであった。序盤でいきなり体力が激減するイベントに遭遇したり、イベントで負った傷が治せず重症化してそのまま死亡とかが普通に起こる。なので、理不尽極まりない運ゲーという印象を持つのは当然であった。
 しかし、この時世にこれほど様々な作品を作ってきた開発者が単なる運ゲーを送り出すとは思えなかったし、開発者自身がこれは運ゲーではないと主張していたのも大いに気になるところではあったので、投げ出さずにしばらく続けてみたところ、朧気ながらこのゲームの狙いが見えてきた。
 ゲーム中に起こるイベントはランダムではあるが、場所によりどのイベントが起こるかは明確に決まっている。そして、選択肢の中には必ずその影響を最低限にするものがある。また、特定のアイテムを所持していることでイベントの内容が、多くの場合は有利に働くよう変化する。したがって、攻略のためにまず行わなければならないことは、イベントの内容と変化する条件、選択肢においては最善のものを把握することであると考え、それを実行した。
 すると、面白いように生存確率が上昇。もちろん、相変わらず序盤のイベントによっては即座に終わることもあったが、少なくとも不用意に状況を悪化させることは確実に回避できるようになった。そうなると、活動範囲を徐々に広げられるようになり、そこでまたイベント内容等を把握して、を繰り返すことで攻略が進んでいった。


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09月12日(土)
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