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雪さんすきすき日記
by 氷室 万寿
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■「NonetEnsemble」のこと
8時頃起床。午前中は献血。今日は前回よりもさらに多くの人が献血ルームに訪れていた。いいぞ。
そして、今日は今年10回目の献血と年初に立てた目標を達成。しかし、半年も経たずに目標を達成してしまったので、目標を年内に通算50回へと更新。今日で44回目なのであと6回。がんばろう。
「NonetEnsemble」(PhotonSystem)が一段落したので感想を。
Nonetシリーズ最新作は、瘴気に満ちた島の外の世界に憧れた少女ユーリアが、瘴気を払う星の欠片を集める冒険に挑むローグライクRPG。
ゲーム内容は、ローグライクのシステムとNonetシリーズの特徴である魔石システムを融合させたもの。挑戦する迷宮を選択したら、ランダムに生成されるマップを探索してアイテムを集め能力を強化しながら次の階層を目指すという流れ。探索中は行動と共に瘴気が蓄積し、瘴気が100%になると体力が減少していくので、瘴気を減らすアイテム(木の実)を使用して瘴気の蓄積を防ぎながら探索を続けていく。各迷宮の最後に待つボスキャラを倒すとその迷宮をクリアしたことになる。ただし、クリアする前にやられてしまうと、所持していたアイテムは基本的に全て失う。
また、迷宮には最大2人まで探索に参加できる。登場するキャラクターは主人公のユーリアを含めて4人で、探索中は一緒に攻撃をする他にそれぞれのキャラクターが有する能力を発揮する。
魔石は他のアイテム同様迷宮内に落ちていて、使用すると魔法が使えるほか、武器や防具に装備(エンゲージ)すると魔石に応じた効果が得られる。さらに、魔石はときおり出現する石板での合成が可能。同じ魔石を合成すると威力が増加し、異なる魔石を合成すると新たな効果を持つ魔石となる。
まず、今までプレイしてきたローグライクは基本的に1人で探索するものばかりだったので、今作のように2人で探索をするというシステムがとても新鮮であった。2人で探索する最大の利点は攻撃を2人で行うことで、敵に対する位置取り次第で格段に有利に戦闘を進められるので、終始位置取りを考えての戦闘に大きな刺激を受けた。また、仲間が敵に攻撃できない状況でも主人公を励まして能力を強化してくれるので、間接的に戦闘に参加してくれるようなものである。一方で、仲間も瘴気が蓄積したり状態異常にかかるので、その手当ても随時しなければならないが、やはり攻撃時に手数が増えるのは大変に強力で、基本的にはプレイヤーに有利に働くシステムであった。特に初見の迷宮では仲間の存在は非常に頼もしく、大きな支えとなってくれた。
ただ、ゲーム序盤に同行できるキャラクターを3人の中から1人選べるのだが、それ以外のキャラクターは好感度を上げないと同行可能とならない。好感度は迷宮内に落ちているアイテムのうちキャラクターが興味を抱くものを贈らなければならず、それらを都度持ち帰っては贈るという作業を繰り返して同行可能なるには迷宮を3〜4つほどクリアした中盤まで到達していた。しかし、他のキャラクターを使えるようになる頃には、最初に選んだキャラクターで迷宮の探索方法が確立していたので、他のキャラクター使う機会はほとんど無かった。さらに、私が最初に選んだアンネリカは薬を種類ごとにまとめて5つまでまとめて持てるという、アイテムの所持数が制限されるローグライクにおいて超強力な能力を有していたので、なおさら他のキャラクターを使う意味合いが薄れてしまったのである。キャラクターの好感度を上げると各キャラクターが取り扱うアイテムの種類も増えるので、好感度を上げる目的は他にも存在するのだが、同行者については好感度を上げる手間に報われたかというと正直なところ疑問であった。
Nonetシリーズ恒例の魔石については、今作も存分に堪能させてもらった。魔石システムといえば合成で生み出される様々な効果が大きな魅力なのだが、今作もその魅力はしっかり継承していたように感じられた。
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06月14日(日)
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