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雪さんすきすき日記
by 氷室 万寿
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■「Tactics on Fairy Fables」のこと
8時半頃起床。
「Rabi-Ribi」のDLCで追加になった実績埋めに挑戦。実績の内容は、ほぼ強化されたボス絡みなので、CASUALでできるものはCASUALで達成して、残りをBEXで取得することになりそう。
久しぶりのプレイだが、操作は体が意外と覚えているもので、割とすんなり復帰できた。あと、ただ実績を埋めるだけでは物足りないので(フラグ)、CASUALは全ボスMAX撃破、BEXは全アイテム収集までプレイしてみようかと。
ところで、BEXの10章クリアしたセーブデータが見当たらないのだが。ボス倒す実績だけ取ってセーブ忘れたかもしれない。
先日クリアした「Tactics on Fairy Fables」(ほわいとふれあ)の感想を。
存在の弱さを馬鹿にされ復讐のために立ち上がった妖精のカプーと、それに巻き込まれてしまったリリーホワイト、そして幻想郷の様々な妖精達が織りなす騒動を描いたSRPG。
システムはターン制のSLGであり、素早さの能力が大きいユニットから順番が回ってくる。ユニットは行動するターンになった移動と攻撃、アビリティと呼ばれる様々な行動を行うことができる。ただし、アビリティを使用する際にはアビリティポイントを消費する。敵と戦闘を行い勝利条件を満たせばクリアとなり、全滅するとゲームオーバー。
特徴はジョブシステム。ジョブにより能力やアビリティが異なり、様々なジョブに変化させることで戦法が大きく変化する。ジョブにはレベルがあり、下位のジョブのレベルを上げることで上位のジョブが選べるようになる。
「すぷりんぐふぃ〜るど!」以来のほわいとふれあのSRPG。基本的な内容は「すぷりんぐふぃ〜るど!」と同じような感じで、そこにジョブシステムが加わったという印象を受けた。なので、「すぷりんぐふぃ〜るど!」をプレイしていればシステムの理解は早いかと思われる。
そのジョブシステムだが、多種多様なジョブが用意されていてちょっとやそっとでは遊びつくせない規模になっている。下位のジョブは能力の変化はさほど大きくなくアビリティに特徴を持たせているが、上位のジョブは攻撃特化で紙装甲や魔法攻撃特化など能力の変化が極端に大きく、自分の好みを反映させやすいという印象を受けた。体験版で魔法攻撃が強力だったので完成版でも魔法特化でプレイしてみたが、上位ジョブになると能力の変化が如実に感じられて、ジョブシステムを活用させる原動力としては十分であった。また、各ジョブのイラストは、その能力を象徴する東方キャラの衣装を着たリリーで描かれている。複数の作家さんによるイラストで様々な絵柄が楽しめるのはほわいとふれあ恒例であり、能力でなくキャライラストでもジョブを選択したくなる魅力がある。
戦闘では全員生存と各種条件を満たすことでそれぞれアイテムが入手できるのだが、達成感がとても大きくてプレイする上での重要な原動力となった。特に、条件は時にはジョブすら変える必要があり、達成のためにいろいろと考えるのはとても面白かった。今後はより達成が難しい条件を用意して手応えを増してほしいと思った次第である。
物語の方は、こちらも「すぷりんぐふぃ〜るど!」に登場した妖精が一通り再登場して、一妖精の行き過ぎた行いがある意味幻想郷を巻き込んだ大騒動に発展してしまうというかなり規模の大きな事件なのだが、所詮は妖精の起こした騒動なので異変というほどではなく、この物語の規模の絶妙さが妖精を描きなれているほわいとふれあらしいように思えた。ただし、現時点では物語は途中までしか描かれていない。一応の区切りは付いたのかもしれないが、その後の展開が描かれていないのでどのような結末になるのか全くもって不明である。かなり気になるところで終わっているので先の展開がどうしても気になるが、今後パッチで追加される様子なのでその時を待とうかと。
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06月09日(日)
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