ID:98041
雪さんすきすき日記
by 氷室 万寿
[917711hit]

■「東方討幻経」のこと
 8時半頃起床。無料の染み抜きを頼んでいた衣類の染みが抜けてなかったので、有料を頼む羽目に。しぶとい。

 「東方討幻経」(巫女さん作法)の感想を。

 幻想郷の人里の外で正体不明の機械が目撃される。「紺珠伝」異変の再来かということで調査に乗り出した霊夢と魔理沙だが、行きついた先は本の中だった。本の中に広がる世界を舞台に、新たな異変解決が始まる。
 この作品は東方二次創作3Dアクション。本の中の世界を飛び回り、そこに蔓延る謎の機械を狩ることで、今回の異変の原因を調査する。
 操作は左スティックで移動、右スティックで視点移動、ボタンで攻撃、射撃、ボム、緊急回避、スペルカード、高度変更。敵に攻撃をするか緊急回避で敵弾にかすると射撃ゲージが溜まり、射撃を敵に当てるとスペルカードゲージが溜まる。スペルカードの効果はゲージの溜まる量によって変化する。
 1冊の本が1つのステージに対応しており、1つのステージは9つのクエストで構成されている。クエストの内容は所定の敵を一定数倒すという内容で、その条件を満たすとクリアとなる。1つのステージをクリアするのには5つのクエストをクリアすればよく、残りの4つのクエストは高難易度で特別な素材や高額な報酬が入手できる。全4ステージ。
 敵を倒すと素材を落とすので、それを拾うことで入手。また、点在する鉱石も拾って入手する。素材や鉱石を組み合わせて、お金を払うことで新しい武器が開発できる。お金はクエストをクリアしたときの報酬か、素材等を売却して入手する。また、新しいクエストを解放するのにも素材等は用いられる。

 どうやら「モンスターハンター」を題材にした作品のようだが、私は「モンスターハンター」をプレイしたことが無いので、素材を集めて武器を開発すること程度しか「モンスターハンター」の要素を見出すことができなかったりする。
 ゲームの流れは、マップ内に点在する敵の集団に接近し、敵との戦闘を行い全滅させて素材を入手し、また次の敵の集団に向かうというのを、クエストをクリアするまで続ける。戦闘の自由度は高く、クエストの条件だけを満たすのも、マップ内の敵を全滅させるのもプレイヤーの自由。とにかく、クエストをクリアする条件さえ満たせばいい。戦闘の自由度の高さが広大な世界を飛び回れる自由度の高さと相まって、開放感のあるゲーム展開を楽しめた。

 戦闘はかなり癖が強い。高度の概念があるので敵に近接攻撃を当てるには高さを合わせなければならないところがまず敷居が高い。さらに、上下の高度調整がボタンなので、その操作感覚に慣れるまでは思い通りに高さを調整することが難しく、序盤の雑魚一体を倒すのにも相当苦労した。また、3D描画独特の距離感も掴まなければならず、それを把握しても思い通りに近接攻撃を当てるのは結構至難の業であった。そして、これを理解するまではとてもまともに戦えなかったというのが戦闘の流れ。ゲージの溜め方にヒントがあったのだが、近接を当てて射撃ゲージを溜めて、射撃を当ててスペルカードゲージを溜めて、スペルカードで止めを刺すというのが恐らく製作者が意図した戦闘の流れだと思われる。実際にこの流れに沿って攻撃すれば、一番危険の大きい近接攻撃を最小限に抑えられてより安全に敵を倒すことができる。また、自機狙いの弾を撃ってくる敵には近接でなく敵弾のグレイズで射撃ゲージを溜めるという手段もある。これが分かるまでは近接だけで敵を倒そうとして、何度返り討ちに遭ったことやら。とにかく、この戦闘の操作と流れを把握するまでが大変なであり、それが分かってようやくこの作品の面白さを理解できる段階に到達できた。

[5]続きを読む

07月08日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る