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雪さんすきすき日記
by 氷室 万寿
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■「CHUCHEL」のこと
朝の出社前にSteamのキューを眺めていたら、「CHUCHEL」(Amanita Design)という作品が気になったので、とりあえずウィッシュリストに入れておいて帰宅後に購入してプレイ。
毛玉の主人公チュチェルが、ライバルのケケルと共に、時には協力し、時にはいがみ合い、何だかんだで上手くやりながら奪われたさくらんぼを取り戻すADV。
操作はマウスのみ。アイコンをクリックすることで、アイコンの動作を行う。各場面ともいくつかの手順を踏むことで展開が進んでいく。
チュチェルとケケルを始めとした数多くのキャラクターが織りなすドタバタコメディ。キャラクター達は決して可愛いとは言い難いというか、結構不気味な容姿のものも登場するが、その動きは愛嬌たっぷりで、不思議と愛着が湧いてくる。見た目はまるで教育番組のようであった。
そして、それらのキャラが繰り広げる物語が実に奇想天外で荒唐無稽であり、最後まで全くもって先の読めなかった展開には場面が変わる度に毎度のごとく感嘆させられた。さらに、全編に盛り込まれたギャクもこれまた荒唐無稽で、笑わない場面がほとんど無かったほど。しかも、キャラクターは鳴き声こそあれども言葉は一言もしゃべらず、動きや表情だけで笑わせにくる。世界共通の笑いの要素で構成された作品といえるが、これはとても凄いことではなかろうか。
途中、パズルやアクションもふんだんに盛り込まれており、単なるクリックだけのゲームに終わらないのも好印象。また、各場面ともヒントが用意されており、詰まったときの救済策もちゃんと用意されている。とはいえ、謎解き自体はちょっと難しいところもあったが、全体的には易しめ。私はノーヒントで最後まで到達できた。
プレイ時間は2時間強であったが、プレイ中は笑いと驚きの連続で、とても楽しい時間を過ごせて満足度は非常に高かった。製作者の遊び心がたっぷりと詰まった良い作品であった。
03月28日(水)
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