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雪さんすきすき日記
by 氷室 万寿
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■休日のこと
 近所の幼稚園の運動会が発する音にも負けず、日中はずっと寝てた。大抵大きな音があると寝ていられないのだが、今日はそんなのお構いなしで寝ていられた。

 夜になっても体調は今一つなので、手軽にプレイできそうなゲームということで「アイシャの子守唄」(製作:あうぐさん)をプレイ。
 短編ホラーADV。廃墟に住まう少女アイシャが、兄を探しにそこからの脱出を図る。
 画面構成は2D横視点で、移動できるのは左右のみ。薄暗い廃墟を、懐中電灯の明かりを頼りに探索する。見下ろし視点が主流のホラーADVでは珍しい視点ではあるが、これが非常に秀逸な演出要素となっているのが今作の大きな特徴。今まで辿ってきた道がそのまま戻れるというのは当たり前のことだが、ではその当たり前が通用しなかったら?視界は懐中電灯が照らせる範囲だけという要素も合わさり、振り向くと建物の様子が刻々と変化する様子がプレイヤーに混乱と恐怖を覚えさせる。この、単純な驚かし要素とは一線を画する演出に、散々怯えながらもその都度感心させられた。
 戦争の傷跡と兄弟の気持ちのすれ違いが引き起こした悲劇は、作中で直接語られることはなく、それでも様々な手記を手がかりにここで何が起きたのかが徐々に分かってくる。脱出後の演出がひたすらに悲しかった。
10月10日(土)
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