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雪さんすきすき日記
by 氷室 万寿
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■「さとりのアトリエ」のこと
 今日も6時から11時まで外でお仕事。

 漸くまとまった時間が取れたので、「さとりのアトリエ」(コココソフト)の感想をまとめることに。

 幻想郷の嫌われ者であるさとりさん、人気者になるべく地上でプリンのお店を開くことを思いつき、早速地上へと向かう。しかし、折しも地上は謎の組織であるブラック人形帝国の侵略を受けている真っ最中。帝国の手先、クローン霊夢に因縁をつけられたさとりさんだったが、すんでのところで咲夜さんに助けられ、帝国に工房を乗っ取られたアリスとも合流。帝国の弱点はずばり金!しかも、金さえあれば友情すら買うことができる!ここに、帝国を倒したい咲夜さん達と人気者になりたいさとりさんの思惑が一致して、幻想郷を救うべくさとりさんのお店経営が始まった。

 ショップ経営+タワーディフェンスという、類希なるジャンルの東方二次創作ゲーム。お店を経営してお金を稼ぎ、トモダチを増やして勢力を拡大、最終的にブラック人形帝国を倒すのが目的。
 ゲームはショップ運営モードとユニット配置モードを切り替えて進行。ショップ運営モードがショップ経営に相当し、お店の9つの部門に人材や資金を分配する操作を行う。素材の調達、商品の開発、生産を始め、人材の育成や仕入れ先の買収、人件費の調整など、商品の販売以外の裏方的な全てのことはこのモードで行う。育成に関しては、コココソフトお馴染みのボーナスポイント配分とスキル装備による強化システムも実装。
 そして、生産された商品を販売するのがユニット配置モードによるタワーディフェンス形式のお店バトル。画面左から流れてくるお客に、配置した店員をぶつけて倒すことで商品を売りつけるという仕組みとなっている。また、お客以外にも毛玉や盗人といった属性のキャラも登場。お客には接客部門、毛玉には清掃部門、盗人には防犯部門と、それぞれの属性に有利な部門があり、ショップ運営モードでの人員配置が最終的に売上に影響を及ぼす。
 トモダチとなってくれる幻想郷の住人達は50人以上。接客向きや裏方向き、即戦力から大器晩成とその能力は千差万別で、適材適所への人員配置と育成がお店を繁盛させる基本となる。
 ゲーム進行はターン制で、1ターン毎に売上と経費の精算が実施される。売上に応じて場所代が徴収され、支払えない分は借金となる。そして、借金には利子が付き、この利子を払えないとゲームオーバーとなる。逆に、利子さえ払えれば借金はいくら嵩んでもゲームは進行する。

 ショップ経営+タワーディフェンスという前代未聞なジャンルの割には、システムの解説はかなり簡素で、とりあえずプレイしてみればという製作側の姿勢。初回プレイは安価なアリスの人形を数人雇ってプレイしてみたものの、全然お客が倒せずに売上が伸びず、そのまま借金ばかりが増えて2日目でゲームオーバー。次のプレイでは高額だが接客向けのキャラを雇ってみたところ、次々とお客を倒して売上も上々。なるほど、こうしてシステムを読み解いていく作品なのだということを把握。ゲームシステムを把握したらクリアしたも同然とメモに記されていたのも合点がいった。その後も様々な課題や困難が次々とさとりさんに降りかかるが、都度試行錯誤を繰り返してシステムを理解することで突破。システムに振り回されていたのが、いつしかシステムを使いこなせるまでになり、この一連の過程は手応えもさることながらシステムの独自性の高さによる新鮮味も大きなものが感じられた。

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02月15日(日)
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