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雪さんすきすき日記
by 氷室 万寿
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■「Maleficia」のこと
 土曜にゲームをプレイせずに休息を取ったので、昨日「Maleficia」をプレイしてみたところ、気が滅入ることなくプレイすることができたので再開。やはり疲れているときにはゲームは十分に楽しむことはできない。
 そして、今日の昼ごろにクリア。なんかすっきりしないエンディングだったが、まあこういう結末は見えていた。

 というわけで、「Maleficia」(ねこみみのかけら)の感想など。
 「キングスフィールド」のシステムを題材にしたアクションRPGで、一人称視点と広大で入り組んだマップが特徴。
 操作は基本的にアナログスティックで行い、操作は移動と視点移動、攻撃、魔法、アクション、メニュー。
 攻撃は剣などを振り下ろして行うが、一人称視点なので肘から先しか表示されず、敵との間合いは自分で把握する必要がある。剣を振ると体力ゲージが0になり、回復するまで剣が振れず、また全快でないと攻撃力が著しく減少する。魔法は攻撃や回復があり、攻撃は飛び道具で遠方の敵にも届く。魔法を使用すると魔力を消費するほか、攻撃同様精神力ゲージが0になり、全快するまで次の魔法が使用できない。こちらも照準のようなものはなく、軌道を自分で把握する必要がある。戦闘では攻撃を乱発して数を当てるのではなく、一撃一撃を確実に当てるようにするシステムである。
 アクションは物を拾ったり扉を開けたりNPCと会話したりと様々な用途がある。さらに、移動中に押しっぱなしにするとダッシュとなる。ただし、このとき体力ゲージと精神力ゲージがどちらも0になるので攻撃は一切行うことはできない。メニューはアイテムの使用や装備の変更、ステータスの確認を行う。
 剣と魔法で敵を倒しながら迷宮を攻略して課題を解決することでゲームが進行する。迷宮は人工のもあれば自然のもあり、いずれも広大で非常に入り組んでいる。さらに、通路は曲がりくねっている上に三次元に絡み合っており、マッピングはまず不可能なことから、プレイヤーの記憶力と洞察力が試される。また、迷宮内の通路はもちろん各迷宮同士も意外なところで繋がっていたりするので、探索の手応えは極めて大きい。

 「キングスフィールド」は未プレイなので、本家の持ち味をどこまで再現しているかは不明。
 ゲーム進行のかなりの時間は迷宮内に居ることになるのだが、迷宮の構造材である石やれんが、砂などの質感が素晴らしく、臨場感の高さが印象的。しかし、迷宮の広さと難易度は本当に容赦なく、目印となる地形をしっかり覚えておかないとまず迷う。というか、覚えていても迷う。後半になるとセーブポイントに移動する魔法を入手できるので楽だが、序盤は迷ったらそのまま行き倒れになる恐れも十分にある。とにかく、三次元での地形把握能力が大いに試される作品であった。それにしても、この迷宮の広さと手の込みようであれば、製作期間が数年に及んだことも納得。通路や迷宮同士が繋がる度に「こんなところで繋がるのか!」と驚かされたが(特に蟻塚は驚きの連続であった)、この意外性が迷宮探索の楽しさをより大きくしてくれたのは間違いない。
 戦闘も独特で、基本は回り込んでのヒット&アウェイ。真正面から切り込んでいくとかなりの頻度で反撃を喰らうため、敵に攻撃させるなどしてその隙を狙い、また間合いを離しての繰り返し。攻撃乱発をさせない体力ゲージや精神力ゲージのシステムは実に秀逸である。間合いも体で覚える必要があるなど、戦闘は緊迫感を高めるアクション要素満載で、気の抜けないところが非常に楽しい。また、敵によっては武器を変えたり、魔法で攻撃した方が遥かに効率的だったりと、考えるほど戦闘が有利になるところも面白い。
 序盤の主人公は本当に貧弱で、敵の攻撃を2〜3発喰らったら死亡、ちょっと高いところから落ちたら死亡と、死と隣り合わせが全然誇張ではない状態。そんな状態で戦闘や探索の基本を覚えるには、やはり死んで繰り返してとなる。このような序盤の突き放した難易度も、どうやら「キングスフィールド」譲りのようである。ここを乗り切ることができるかどうかは、プレイヤーとの相性次第であろう。

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07月21日(月)
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