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雪さんすきすき日記
by 氷室 万寿
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■「機械種子」のこと
今日から「機械種子」(あきら小屋)を開始。
宇宙の彼方より来襲した機械帝国。その圧倒的な攻撃力の前に人類は滅亡の危機を迎えていた。人類が生き延びるわずかな可能性に賭けた作戦、それは精鋭パイロットによる敵中枢への単独突入。そして、この作戦を遂行できる者こそ、超絶的な身体能力を誇る桃山吹雪少尉。人類の命運を背負い、大和男児と機械帝国の戦いが始まる。
ジャンルとしては一般的なSTG。桃山吹雪少尉が搭乗するレシプロ機を操作して、機会帝国を殲滅するのが目的。
自機の攻撃はショットとボバーン(ボム)。残機はシールド制で、被弾すると1つ無くなり、全て無くなったときに被弾するとゲームオーバー。と、ここまではごく一般的なSTGなのだが、この作品の最大の特徴はシールドが無くなったときに移行する緊急攻撃態勢。安全装置を解除することで常人では制御不可能となるところを、桃山少尉のYamato Soulで切り抜け攻撃力を大幅に向上させるという、正しく死中に活ありのシステム。その攻撃力たるや、道中の雑魚なら弾に触れただけで粉砕され、ボスのパーツも紙同然で、劣勢を一気に覆すことも容易となる。
接射しないと連射されない貧弱なショットに、移動速度は鈍足な自機を操り高速弾を連射してくる敵を倒せという、根性論全開な80年代のSTGを彷彿させる内容…と見せかけて、実際は様々な配慮も取り入れられている。
この作品の最大の特徴である緊急攻撃態勢は、その態勢に入れば道中はまず押し負けることはなく、ボスもボバーンの重ね撃ちをすればラスボスだろうが力押しできてしまう。被弾すればゲームオーバーなのは変わらないものの、その圧倒的な攻撃力は非常に頼もしく、復活の希望も湧いてくるというもの。シールドが無いということで一見上級者向けのように見えるが、実は初心者が窮地を脱する場面でこそ大いに活用されるシステムである。
そして、PVは硬派で敷居の高そうな雰囲気だが、その実間口は広い。まず、シールドはアイテムでも時間でも回復するという親切設計。そして、攻撃にも弾消しにも有用なボバーンも、アイテムで次々と増えていくので惜しみなく使うことができる。どのくらい増えるかというと、初期状態ならボスで全て使い切っても、その分は次の面の道中で十分に補充できるほど。さらに、プレイ中に入手したアイテムで自機の強化も可能。自機の攻撃力を始め、シールドやボバーンの数、移動速度上昇に被弾後の無敵時間延長、アイテムの回復効率上昇などその項目は多岐に渡り、初心者でも強化する度にクリアに近づけるよう配慮されている。その上で、クリアしたプレイヤーには強化不可能なスコアアタックや倍速モードなど、挑戦的な選択肢もしっかりと用意されている。わざわざ貧弱な自機に耐えて攻略を続ける必要は全くなく、先ずは強化により攻める楽しさを味わい、そこからその先を目指すかどうかを決められるという作りがとても好感触であった。
確かに難易度VERY HARD一択には違いないが(特に4面以降)、これだけのお膳立てを活用すれば決して我慢を重ねるだけのプレイにはならないはずである。
敵の配置は、地上物は固定で空中物は早回し可能。道中はさほど長くないものの、非常に密度の濃い攻撃で気を抜く暇などまるで無し。間延びとは無縁の展開は実に気分が良い。
ここで、大型の敵は出現から少し時間が経たないと攻撃してこないので、こちらから画面上部に向かって攻めていくほど有利となる調整になっている。また、ボスも攻撃を出すときの演出が明確なので、いつ攻めるべきかが把握できる。貧弱な初期状態の性能でも臆せず積極的に攻めることで、緊急攻撃態勢に頼らずとも(ボバーンには頼る)対処できることに気付き、この作品の次の姿が見えた感じがした。
初回クリアは緊急攻撃態勢頼りで無強化でのコンティニューしまくってクリア(バッドエンド)。そこから自機の攻撃力を上昇させて攻略を進め、5段階ほど強化したところで真ボスに到達することができた。そこからコンティニューして真ボスをボバーン+緊急攻撃態勢で力押しクリア。シールドも強化可能だが、緊急攻撃態勢が発動しにくくなるので我慢。それほど、緊急攻撃態勢の圧倒的な攻撃力は痛快だし、攻略上も頼りになる。
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11月11日(月)
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