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雪さんすきすき日記
by 氷室 万寿
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■「GHost92」のこと
 連休最終日になって漸くゲームをプレイする気力が復活。

 ということで、本来なら4月末に着手する予定だった「GHost92」(Black Bastard)をプレイ。
 プレイヤーは特殊部隊の隊員であるスノートを操作し、ゲリラ武装組織「毒ガス軍」の本部に潜入し、情報収集の任務を遂行する。フリーで公開されている「hacker9」のリメイクである「GHost9」の更にリメイクである。したがって、基本的には「GHost9」のシステムを引き継いでおり、隠密行動とハッキングを繰り返して行動範囲を広げて、毒ガス軍本部に起きている事態の真相に迫っていく。

 システム的には横視点の2D探索アクションで、低解像度のグラフィックや操作性に「洞窟物語」の影響が垣間見られる。また、敵に発見されなければ攻撃を受けない、物音で敵を誘き寄せるなどのスニーキングアクション要素も取り入れられている。敵本拠地は敵兵や監視カメラがいたるところに存在しており、真っ向勝負は多勢に無勢。戦闘による消耗は少ない方が任務遂行には有利となる。とはいえ、要所ではボスである傭兵が得意とする得物を構えて立ちはだかり、そこではしっかりと苛烈な戦闘を強いられる。
 スノートはさすが特殊部隊の隊員だけあり、銃火器や刃物の扱いには長けている。一度に複数の武器を所持し、随時切り替えて攻撃することも可能。しかし、それら武器を含めたアイテム(お金を含む)は、回復など一部を除いて敵が倒して落とすものを入手する現地調達が基本。なので、装備を充実させるために隠密行動をとりつつもある程度は敵を倒していかなければならないところもある。さらに、アイテムのほとんどが最初は名称も効果も不明瞭。アイテムを部隊の本部に持ち帰り、バイヤーに売却することで鑑定されて漸くアイテム名と効果が確定する。ここで、バイヤーの扱う品は最初は回復アイテムのみだが、売却を繰り返していくうちに品揃えが充実していく。この辺りに収集要素も取り入れられており、任務そっちのけでアイテム鑑定に熱中してしまうこともしばしば。
 ハッキングは、マップ内に点在しているサーバを操作することで行うが、プレイヤーにはハッキングの知識は必要なく、スノートと部隊の本部にいる主任が実際の操作を行ってくれる。ハッキング中はコマンドラインが表示され、ハッキングの様子が伺える演出はこの作品の特徴の1つ。主任のハッキングに関する薀蓄も面白い。
 そして、前作では顔見せ程度であった2.5Dマップが今作では大幅に強化。2.5Dマップは、マップ自体は三次元の空間に構築されているが、実際に行動できるのはスノートの視点に平行な視点で切り取られた平面のみで、平面を渡り歩きながら空間を移動することからこのような名称が付けられているものと思われる。なので、移動も2Dマップ時の行動に、視点の90度変更と奥または手前への1ブロック移動が加わる。空間の情報としては、奥行き方向の描写とスノートのいる高さの全体マップがあるので、これらを合わせて脳内に空間を構築していくこととなる。また、2.5Dマップは前作ではアイテムが置いてある程度だったが、今作ではしっかりと敵やトラップも配置。ここで、敵はスノートのいる平面外からでも発見、攻撃するのに対して、スノートはあくまで2D平面内にしか攻撃ができない。したがって、2.5Dマップでは2Dマップよりも遥かに戦闘が不利になるので、こまめな視点変更や敵の行動経路の把握などによる慎重な立ち回りが要求される。
 なお、2.5Dマップの強化に伴い、前作ではアイテムを入手しなければ表示されなかった全体マップが最初から表示されるのと、アイテムへのマーカー表示という補助がなされている。合わせて、前作にあった隠密マップ(見つかったら即ゲームオーバー)は、2.5Dマップの強化に伴い廃止されている。

 2D場面については「GHost9」の感想とほぼ同じなので、今作で強化された2.5Dマップの感想を。

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05月06日(月)
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