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雪さんすきすき日記
by 氷室 万寿
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■ゲームのこと
 珍しく発表直後にプレイ。といっても、霊夢のNORMALとEXTRAをクリアしただけだが。

「レミャードリィ」
 コココソフト初の本格的RPGかと思ったら、やっぱりいつものコココソフトの作品であり、「Rabi-Ribi」と並行してプレイするつもりが、がっつりはまって一気にクリアするほどのめり込んだ。さとうきびさんの絵柄でゲームがプレイできただけでも十分に嬉しい。

「魔女と偽りの影」
 影踏みを題材としたシステムで、その着眼点の素晴らしさに体験版の時点から注目していた。まだまだ可能性のあるシステムで、続編とかも面白いかもしれない。

「OneShot」
 今年度の最高傑作の1つ
 PCならではのメタな仕掛けに富んだADV。仕掛けに出合う度にその発想には驚かされたが、タイトルの意味も仕掛けとしてしっかり回収されており、最後の最後まで感服させられた。そして、
 ニコかわいすぎる!

「シルバー事件」
 発売当時は完全に理解できなかった作品なので、こうして再度プレイする機会が得られたのは有難い。今回プレイしても完全に理解できたとはいえないが、当時よりはこの作品に対する理解は深まったと思う。

「デルタジール」
 B級STGがプレイしたくなったときに丁度目の前に現れた作品。画面から漂うB級的雰囲気につられて購入したが、その予想は的中。久しぶりにB級STGを堪能できた。

「AGARTHA」
 今年度の最高傑作の1つ
 水を熱すれば蒸気になり、溶岩を冷やせば岩になる。そんな当たり前の自然の変化がセルオートマトンにより目の前で繰り広げられるだけでも十分に驚きに値する作品であった。ゲーム内容も道なき道を手持ちの武器で切り開くところに知恵を絞るのが面白く、技術とシステムの融合の見事さはさすが神電研と思わせるものがあった。

「Portal」
 こちらも10年ぶりにプレイ。当時はWASD移動に慣れていなかったので上級マップで挫折したが、今では当時の苦労は何だったかと思えるほどすんなりクリア。ただ、チャレンジモードはやっぱり挫折した。

「救う」
 画面の半分を覆うほどの巨大な竜が動き回る姿が圧巻。粗削りな面もあるが、製作者の竜に対する敬意や熱意がひしひしと伝わってきて、それだけでもこの作品をプレイした甲斐があったと思えた。

 今年度の傑作は5本中4本がSteamというところが、今年度の傾向をよく表しているといえる。また、発表当時に様々な理由で十分にプレイできなかった作品に再挑戦した作品も多かったが、「地霊殿」以外は満足のいく結果を出すことができた。

 今後はますますSteamでゲームをプレイする機会が多くなりそうであり、実際にウィッシュリストは増える一方である。ただ、それでもコミケやデジゲー博で発表されるような、小規模でも光るものがある作品にも積極的に触れていきたい。また、PCだけでなくスマホでも面白い作品はあるし、そちらへの情報収集も怠らず。とにかく今後も面白い作品には貪欲に触れていくようにしていきたいものである。

12月10日(日)
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