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雪さんすきすき日記
by 氷室 万寿
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■続・休日のこと
Kキーを押すと永遠亭に戻る。ここでは、輝夜と永琳の2人がてゐの強化を行う。輝夜は星と引き換えに5つの難題のアイテムやオプションである兎を貸し出す。永琳はうろこと引き換えにてゐやオプション兎の攻撃力を底上げする。永遠亭に戻ると、最初の面から再スタートとなる。
最初はその見た目からすっかりSTGのつもりでプレイしていたが、敵や他のキャラが出す弾に当たってもミスにならず、間違って自機の判定が無い状態で頒布されてしまったのかとさえ思ってしまった。これではSTGとして成立しないと疑問を抱きつつ最後まで到達したところ、ラスボスと思しき紫が滅法固く、倒せないうちに上からスキマが降りてきて最初の面に戻されてしまった。この時点で漸くこの作品の意図するところが理解できた。自機をいかに強くしてインフレ度合いを楽しむか、てゐを育成させるゲームなのであった。そして、STGのシステムは主体でなく手段に過ぎないので、ミスという概念が無くても成立するのであった。
それが理解できた途端、面白さが見えてきた。鮫に重なって倒すことでうろこを効率良く回収し、攻撃力の上昇をどんどん行うことで、最初はなかなか倒せなかった他のキャラが徐々に楽に倒せるようになるところに、まずは成長の手応えを感じられた。そして、輝夜が貸してくれる龍の頸の玉は星の数が、燕の子安貝はうろこの数がそれぞれ上昇することが判明してからは、自機の強化のインフレ度合いが一気に加速。他のキャラは出現と同時に倒されるまでに弱体化し、遂にはスキマに飲み込まれるまえに紫を倒すことができるようにまで成長した。最後の紫を倒すという成長の目的は達成したので、その後は2〜3周して自機の強さの無双振りを堪能したところで一段落。
最初はゲームを始められなかったなどメニュー周りなどに戸惑うところもあったが(理解してしまえば問題なかった)、自機を成長させる手応えと強化のインフレによる景気の良さは十分に楽しむことができた。振り返るとゲーム内容は実に単調だったが、「クッキークリッカー」で自明なように、何かが増えていくこと(この作品の場合は攻撃力)それ自体を楽しむには単調でもまるで問題無いのである。それにしても、ゲーム内容は見た目にすっかり騙されてしまった感があるが、てゐが主人公ということで腑に落ちた。
11月01日(日)
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