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■サンボマスター@渋谷La.mama
会社をギリ早めに出て代々木からまわって渋谷へと。
久しぶりのラママ。雨がだるかった。
井の頭線のロッカーに荷物預けようか迷ったけど、結局預けずにそのままラママへと。

ドリンク代とチケットを渡してフロアへ降りると、対バンのニューロティカがライブ中。
もちろん名前は知っているけど、音源をしっかり聞いたこともなければライブももちろん初めて。
しかし、ビートだパンクだ、とは言えそこはそれ、演奏力はしっかりと。MCも饒舌でさすがキャリア24年は伊達ではなかった。
1番最初にラママに出たのは22年前だそうで…当時の俺3歳?長く続けるっていうのはそれだけでもすごい事だな、と改めて思ったのだった。
とは言えピエロ姿のVoさんの熱量などは半端無く高く、44歳のおっさんとは思えない。
素晴らしいなー。

彼らがはけて、前っつらにいたファンの方も下がったのでそこを逃さず前へ。
セットチェンジを前で待つ感覚。しかもラママという狭いハコで。やっぱ良いね。

シュガーベイブでは無いSEで、ラママの花道を歩くサンボの面々。
木内・近藤の両氏は相変わらず。山さんはギターが古そうな黒いレスポールカスタムに変わっていた。
というか、近い。さすがラママ。
そして良く見える。なんでかなー?と思ったら、スモークが無かったからだ。
確かにスモークがあったほうが照明は綺麗かもしれないけど、個人的にはスモークは無いほうが嬉しい。

最近のサンボのライブを見るたび(とは言えそんなに行って無いけど)に思うことは、なんだかリラックスしているなあ、という事。
前は止められない衝動(鬱積)だけでライブをしているようなところがあったけど、今は違うように見える。
その証拠?かどうかわからないけれど、自分の中学校時代のニューロティカの思い出(投稿写真の採点)なんかをライブ前に語る、という。
弾き語りのようなMCも最近ではついぞ見ないし、照れや臆面なんかが無くなって、より素の彼らでライブをしている、という事なんだろうか。

光のロックでライブが始まる。それはもう、一気にテンションも上がる。
ひかりひとしずく。山さんが曲終わりに叫ぶ。真ん中に出て、身を乗り出してさけぶ。後ろに倒れそうになりながら俺の手をつかんで叫ぶ。何を叫んでたんだっけなあ。思いだせん。
違う時だっけか。「歌わせてくれ」って言ってたな。「歌う理由をくれ」って。

さよならベイビー。なんだかんだ言って、新しいアルバムはあまり聞いていなかったりする。その割りにしっかり覚えているのが恐ろしいところだけど…
やっぱり1st(「メジャーデビューとかどうでもいい」けど)の曲は全てをすっ飛ばしてくれる。
曲終わりに「お前らみんなサンボマスターだよ」って。笑って言う。

青春狂騒曲。ライブで聴くとこれだけインパクトやら実験的音楽性やら美しさやら、すばらしいものが詰まっているサンボの楽曲は、割と巷で溢れていて、そんな消費音楽に混じって、その一端を担わされている事実というのは山さんを結構傷つけている気がする。
歌声よおこれ。いつ聞いてもPV撮影を思い出す。何回も歌ったし、マスゲームもやった。ダイブしてるソロ部分では1回目に失敗して山さんを抱きかかえたりした。
そして新曲。やさしさのある歌だった。

山さんが言う「君」ってのは、歌の中では好きな人の事だったり友人だったりさまざまだけど、1人称でも2人称でも総じてフロアにいる客の事を指している。ように思う。
「あなた方」とか、「君ら」とか「君」とか。「お前」とか。
柵をはさんでコチラ側にいる全ての人のうちの誰かが、喜んだり楽しんだり歌ったり叫んだり踊ったり、そうしてくれているだけでいいんだと。
歌う理由をくれるだけで良いんだ、と。
薄汚れちまった自分の、過去にいた汚れていない自分に、死んじまった友人に、申し訳がたつ自分で居られるんだって。言い方は違うけど、そんなことを言ってた。「重い事言ってごめんな」って言っていた。
言葉の端々は覚えていないけど、その瞬間の山さんの表情はありありと思い出せる。

タンバリン。世界はそれを愛とよぶんだぜ。I Love you。愛しさとこころの壁。

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09月29日(月)
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