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■the HIATUS@盛岡club change WAVE
「俺、頭良いように見えてよくないからさ。あ、見えない?だよね」なんていいながら、アンコールのMCで細美がマイクを通さずに言ってた。
「なんて言ったらいいか全然わからないんだけど、今まで俺は、なんかあったら全部自分のせいだと思ってきたのね、バカだから。ライブハウスにきてるお前らの、たった一人でもつまんなそうにしてたら自分のせいだって思ってたの。でも、今はこんな凄い人たちと一緒にバンドが出来て、そうは思わなくなった。もう今は、なんかあったらHIATUSのせいだって思うようにするから」
こんな風にわざわざそれを言うってのは、なんか理由があるんだろう。
最年長者として他のメンバーを引っ張らなくてはいけないバンドの顔としての立ち位置。自ら確認するかのように「このバンド以外の活動はしない」と言い切る、半ば心中宣言とでもいうような言葉たち。クリエイティビティとバンドサウンドとをはかりにかけて、今までの道のりをさらに突き詰めることで作り出した新しい音楽たち。
以前のバンドであったそんな空気も、HIATUSになると一変しただろう。最年長でもなく、リーダー的立ち位置でもなく、フラットに作詞作曲するGtVoとしての立ち位置にいる今の細美。プロジェクトとしてのHIATUSは、メンバーすら流動的でいられるという自由さ。そしてサウンドにとらわれることなくクリエイティブを生み出せる環境。
独白のようなMCと、これまでの状況を重ねることで、なんとなく見えるものはある気がした。
そして、それがなんとなく彼の新しい闇になっているような気も、する。
けど、それすらもひっくるめて新しい「音楽」なんだろうと思う。
「お前らがいくつになっても、50・60になってもここに来れる様に、俺がしとくから」
そんな“約束”をして、細美はイザワさんの弾くピアノをバックにLittle Odysseyを歌いあげた。
細美にとっての「宇宙船」とは何だろう。どこへ「連れて行って」欲しいんだろう。
そんな歌詞に意味なんて、あるようで無いのはわかってるけど、アルバム上で一番大事であろうこの歌を聴きながらふと、そう思った。
再び、紹介をしながら次々とメンバーを呼び込む細美。
2度目のLone Train Runningで、本当にライブが終わった。
うーん。
なんかまとまらないのは、自分の中でHIATUSというものがいまいちまだ掴み切れてないからなんだろうと思う。
叶うなら、「宇宙から切り離されたような」ライブハウスという空間で、もっと見たいな。
そういえばライブが終わると、急に足の裏の痛みがぶり返してきた。
HIATSUのライブ中は、足の痛みもHIATUSしてたみたい。
[ HIATUS ]
[1]【章】すき間;割れ目;とぎれ, 中断, 間(ま).
[2](文字, 語, 文などの)脱落〔特に古い文献の〕.
[3]【音声】母音接続〔隣接する2母音の間に起こる発音上のとぎれ; She imagines. reentry, coeditorなど〕.
セットリスト
01 Ghost In The Rain
02 Lone Train Running
03 Centipede
04 Silver Birch
05 堕天
06 The Flare
07 Storm Racers
08 紺碧の夜に
09 ユニコーン
10 Twisted Maple Trees
e1 Little Odyssey
e2 Lone Train Running
06月07日(日)
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