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きゅっ。
by きゅっ。
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■新潟県中学大会展望
 スキーの全国中学校大会(2月1−4日、石川県白山市)の予選を兼ねた県中学大会が14日、妙高市の県妙高高原赤倉シャンツェでジャンプと複合前半飛躍を皮切りに開幕する。16日からは南魚沼市の欠之上クロスカントリーコースで距離が、17日からは十日町市の松之山温泉スキー場でアルペンが、それぞれ行われる。
 アルペンの男子は回転、大回転とも中越選手権2冠の矢萩聡(湯沢)がリード。大回転で安達永貴(長岡大島)と南雲将貴(湯沢)が、回転では南雲将がどう戦うかに注目。女子は回転、大回転とも渡辺歩実(関屋)が抜けている。大回転では大野ちはる(妙高高原)、金沢優香理(津南)【注:金沢陽が正しい。優香理は高校生の姉。】、杵渕千佳(東小千谷)らが上位を狙う。回転は中越選手権を制した杵渕がどこまで渡辺に食い下がれるか。 - sport-nippo.com

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 いつも新潟県中学大会の展望を記事にしてくれる新潟日報。今年も記事が掲載された。だけど、特定の県連コーチからのソースを丸々載っけっているだけなので、ついつい偏って書かれてしまう。なので、病室から得られる情報(地区大会結果、大会ビデオ)から、ちょっと、補ってみようと思う。

 まず、男子GS。矢萩(湯沢)が強いのは間違いない。滑りも抜きんでている。これに続くのは、ズバリ、南雲将(湯沢)と須貝(六日町)、それに西野(大巻)だろう。もちろん、安達(長岡大島)もいい滑りをするのだが、前半だらだらの緩斜面、後半長い急斜面と斜面変化が極端な松之山で彼の滑りに安定性が崩れなければ、の話である。
 当然のことながら、俺としては、湯之谷JRCの中沢(広神)に上位を期待している。

 続いて、男子SL。これも矢萩(湯沢)が強い。GSで掲げた各選手が続く。全中の出場枠は、GSが4に対してSLが7なので、一年生の中沢(広神)には、このSLでは、攻めの滑りで絶対に出場を決めてもらいたい。

 一方、女子。
 まずは、GSだが、記事にあるように、渡辺(関屋)のリードは揺るぎないと思う。彼女は、他の選手より頭二つ抜きんでたスキー操作ができる選手である。なにより、小千谷体育館でのキムキミキャンプのときの彼女の身体の切れを見たとき、かなりの衝撃を受けたことがあるくらい、優れた身体能力を有しているのは強みだ。
 これに続くのは、本来であれば、杵渕(小千谷)なのだろうが、怪我手術明けのシーズンで苦しい戦いになるかもしれない。
 金沢(津南)、大野(妙高高原)も実力者であるが、若月(湯沢)、飯塚(湯沢)、南雲(湯沢)も面白い存在だ。とくに、若月(湯沢)は、中越選手権を勝ち、松之山のコースも得意としている。
 さらに上越勢はGSで結果を出してくるはずだ。加藤(妙高)、加藤(糸魚川)、高橋(妙高)、井上(妙高)に注目している。
 俺としては、湯之谷JRCの三富(小千谷)、風間(広神)に上位を期待したい。この二人のテクニック的な癖であるローテーションが、スピードを殺さない程度に抑えられるのであれば、振り込んでしまう上半身の落下エネルギーを、落としていけるのならば、渡辺に対抗することも可能である。もちろん、中村(湯之谷)も着実な進歩が見られるので、気後れせず攻め切って欲しい。

 女子SLも上掲の選手の争いになるだろう。中心となるのは渡辺(関屋)。中越大会での杵渕(小千谷)もそれほど調子がいいようには見えなかった。当日の仕上がりが大きく左右することになるだろう。
 全中の出場枠は、GSもSLも5。メンタルが競技結果に大きく左右してしまう女子だけに、周りのサポートが勝敗のカギとなるかもしれない。

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01月13日(日)
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