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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 【たま語】「あほがみるぶたのけつ」はさむらいのうたなんだよ
今朝のこと。たまが「あほがみーるー ぶたのけーつー」と高らかに歌ってわたしを起こし、「これって、さむらいのうたなんだよ」。

なぬ? そんな新事実が?

「あのね、ぶたをみたいっておもって、さむらいがたびをするの。でも、なかなかあえないの。あるひ、うしろがさわがしいなとおもってふりむいたら、ぶたがたくさんいたの」

「後ろが騒がしいと思って」のくだり、臨場感はあるけど、いつの間にか後ろに来ていて振り返ったら、豚のケツじゃなくて、頭を見ることになるのでは?

「ううん、ぶたたちは、ぶたのすきなおみせをみてたの」
どうやら通りの両側に店が建ち並んでおり。侍が見ていた店と向かいの店を豚たちが冷やかしていて背中合わせになった、ということらしい。

で、その豚が好きなお店は?
「とんかつや」
なんとまあ。

しかし、これだと「あほが見る豚のケツ」ではなく「侍が見る豚のケツ」では?
「あのね、このさむらいはね、さむらいになったらぶたにあえるかなっておもって、さむらいになったの」

それは、あほかも。

大阪の子どもなら誰でも口ずさんだことのある、「あほが見る豚のケツ」。東京の子にまで蔓延して、番外編が生まれるとは。

嘉門達夫が同名のシングルを出す前から大阪の子どもらはあの節回しで歌っていた記憶があるが、そもそも誰が、いつ歌いだしたのか。Facebookでは「仰ぎ見る富士の高嶺」をもじったという説が寄せられた。
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04月27日(土)
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