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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ なんだかモヤッとする文京区育成室保育料激変値上げ
はじまりは、7月3日に保育園で配られた一枚のプリント。5歳児クラスの保護者向けに、育成室の料金改定の説明会をやりますという告知と、日時と場所が記されていた。

「ふうん、料金変わるんだー。説明会開くってことは値上げだろうね」

他のお母さんたちも似たり寄ったりな反応だったよう。

そしたら、上の子を育成に通わせているお母さんが
「知ってます? 月額4千円から1万円に値上げするそうですよ」

ええっ、それはまたいきなり乱暴な!
月々6千円、一年で7万2千円、1年生から3年生まで3年間通わせたら、21万6千円の負担増!
『わにのだんす』(税込み788円)が274冊買えて、88円おつりが来る!



子育て世代に一冊のわにを買ってもらうありがたさが身にしみているので、わにに置き換えると、わたし的には事の重大さがよくわかる。もっと簡単に言えば、1000円の本を216冊買えるお値段。

これはおおごとだ!
なのに、この、情報なさすぎな説明会告知は何?

同じ保育園のお母さんと、「電気代の値上げや消費税引き上げでこんな大騒ぎしているのに、その何倍もの値上げをしれっとする気なのかー!」とあきれたり怒ったり。

そうしたら、7月9日に文京区のサイトに「修正案」が出された(こちら)。7月6日付となっているので、プリントが配られてから、あちこちから「いくらなんでも!」と非難が押し寄せたのかもしれない。

それによると「激変緩和」の観点から、一気に1万円に上げるのではなく、25年度は千円アップの月々5千円、26年度はさらに千円アップの月々6千円、27年度はさらにさらに千円アップの月々7千円に上げる案に修正したとのこと。

計算し直すと、3年間で7万2千円の負担増。わにに換算すると、91冊買えて、おつりが292円。

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07月12日(木)
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