ID:93827
脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
[786165hit]
■ 「パキラのアキラ」と「たまママ漫才」
新居祝いにパキラを頂いて、元々あったパキラと鉢が二つになった。大きいほうは贈り主の名前をもらって「ますみさんの木」。じゃあ小さいほうに名前をつけてと言うと、「あきら」とたま。

パキラの弟分、アキラ。
直球やけど、センスあるやん。大阪人ダジャレDNAはしっかり受け継がれている様子。
晩ごはんの後、二人で、携帯電話だと思ったら魚だった、バナナだった、トマトだった……とボケネタを出し合い、即興で続きを膨らませていったら、漫才っぽいものになった。たまはずいぶんボケツッコミがわかってきて、いいネタを投げてくる。
これ持ちネタにしよっか、と頭からおさらい。
たまママ漫才 魚ケータイ編
たま「どうもー、たまでーす」
ママ「ママでーす。ふたりあわせて」
たま・ママ「たまママでーす」
ママ「ツゥルル、ツゥルル」
たま「ママ、でんわきてるよ」
ママ「はいもしもし? あれ? なんか、電話遠いんですけどー。それに、電話はねてるし」
たま「それ、でんわやなくて、さかなや!」
ママ「うわ、魚やったんかー。ほな、焼こか。ジュワー。ほな、食べよか」
たま「はい、ごはん」
ママ「ありがとう。気がきくねー。うわ、食べても食べても減らんねんけど」
たま「それ、おちゃわんやなくて、バケツや!」
ママ「うわ、食べすぎてしもた。ほな走ろか。あれ? なんや、走っても走っても前進まへんで」
たま「それ、くつやなくて、げたや!」
ママ「ほんなら、祭り行こか。わっしょいわっしょい。あれ? なんでうちらしかおらんの?」
たま「きょうは、まつりのひとちゃうからや!」
ママ「ほな、みんな呼ぼ。ケータイないと呼ばれへん。うち帰って探そか。うわ、魚と間違えて、焼いてしもてた」
たま・ママ「どっひゃー!」
たまママ漫才 バナナケータイ編
たま「どうもー、たまでーす」
ママ「ママでーす。ふたりあわせて」
たま・ママ「たまママでーす」
ママ「ツゥルル、ツゥルル」
たま「ママ、でんわきてるよ」
ママ「はいもしもし? あれ? なんか、電話遠いんですけどー。それに、電話すべるし」
たま「それ、バナナやん!」
ママ「え? バナナ? ほな食べよか。たまちゃんおいしい?」
たま「おいしい」
ママ「ママも食べよ。もぐもぐ……うわ、このバナナ、渋くて全然甘ないなー」
たま「それ、バナナのかわやん!」
ママ「うわ、しもたー。ほな、残った皮で、すべってみよか。つるん、うわーどこまで飛んで行くんやー」
たま「すかいつりーまでとんでいくー」
ママ「うわ、おしりになんかささってるで」
たま「いたいいたい」
ママ「おしりに、スカイツリーささってるやん。今抜いたるわ。よっこらしょ。うわ、スカイツリー抜いたら、横倒しになってしもた。元に戻そか。よっこらしょ」
たま「うわー、むこうにたおれちゃったー」
ママ「たまちゃん、あっちから押して。よっこらしょ」
たま「うわー、こんどは、そっちにたおれちゃったー」
ママ「もいっかい押そか。よっこらしょー」
たま「うわー、またあっちたおれちゃったー」
ママ「ちょっとちょっと、みんな乗らんといて〜。これシーソーちゃうよー。シーソーちゃいますからー」
たまママ漫才、機会があれば披露いたします。
「トマトケータイ編」は、電話を握り締めたら汁が飛んできて、トマトだとわかったのでミートソースを作ることにしたら、肉が入ってない……という流れになったのだけど、そこから先が膨らまず、未完成。
>>>今日の日記をTweetする
07月10日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る