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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 41歳ラストナイト「ベサメムーチョ会」
明日取材を受けることになっている集英社の女性誌マリソルの編集部より、「明日予定通りお待ちしています」のメールがあり、「それでは、素敵な41歳ラストナイトを!」と締めくくられていた。
ラストナイト。ラストステージのような響きがある。「41歳」の主演を365日務めて、今日が千秋楽。明日は「42歳」の幕を開ける。そんなラストナイトは、広尾のラ・ビスボッチャにて、第3回「ベサメムーチョ会」。
ここは、注文が本当に楽しい。メニューを見るのではなく、店員さんとの会話で何を食べるのか決める。市場で買い物しているような感じ。しかも、日本じゃなくて、イタリアで。(行ったことないけど)
ワゴンに乗ってお肉たちと一緒に紹介されたソーセージ。これをつぶして小さなニョッキと合わせます、と言われて、「それ!」と即決。
魚もワゴンに並んだ顔を見て選ぶ。「これはヒメジという魚で」と言われ、姫路?と反応する関西人のわたし。「じゃあそれにしよう、四十路」「ヨソジじゃなくて、ヒメジですよー」とにぎやかに注文。じゃがいもと合わせて、ホイル焼きで登場。
お肉は前回と同じく、薄く切って焼いて、塩胡椒で。誕生日のごちそうみたいだ。

もう一人の女性も少し前に誕生日を迎えたばかり。店員さんが会話を聞いていたようで、デザートプレートには、おめでとうのメッセージが。
おいしいおいしいと平らげながら、「副交感神経」「呼吸」「湯たんぽ」と健康談義。仕事でつながった男二人女二人なのに、仕事の話はほとんどしない。傍で会話を聞いていたら、「どういう会?」と思われるはず。
合言葉をひとつ挙げるなら、「ベサメムーチョ」。スペイン語でI LOVE YOU SO MUCH。いつも最後はベサメムーチョの話になる。と言っても、なんのことやら。4人が顔を合わせるたびに、ベサメムーチョというコドモが少しずつ成長する。
何か月かに一度、ふらっと集まって、おいしいもの食べて、仕事と関係のない話をして、楽しかったねと別れるベサメムーチョ会。余韻に浸っているうち、日付をまたいで、42歳になった。
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02月08日(水)
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