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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 江戸東京博物館でお江戸なお正月
年末に、寄席発祥の地と言われる上野の下谷神社で落語を聞いて以来、一家で落語熱が高まっている。そんな折、江戸東京博物館で正月に落語をやるという情報をツイッターで得たので、行ってみることに。
運良く昨日2日と今日3日は常設展が無料。
晴れ着を着たたまは、外国人旅行客から「カワイイー」と言われ、カメラを向けられご満悦。江戸コーナではぶらぶら歩きする町人やお侍さんや虚無僧も。枕の下に敷くといい初夢を見られるという宝夢売りもいて、お江戸なお正月気分にあふれていた。

お目当ての落語は中村座にて。立ち見もびっしりの盛況。初めて聴く五街道雲助さんの八五郎出世。大名に嫁いだ妹・お鶴が世継ぎを生み、兄がお屋敷に呼ばれる。礼儀作法は無茶苦茶だけど気のいい兄を大名は面白がる。危なっかしい兄のとんちんかんな挙動で笑わせつつ、会えない娘の幸せを切に願う老いた母の話で泣かせる。正月らしい華やかさとあたたかみのある噺だった。
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01月03日(火)
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