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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 「無農薬で米作りから酒造りを楽しむ会」稲刈り編
6月に田植え、7月に草取り(>>>2011年07月10日(日) 「無農薬で米作りから酒造りを楽しむ会」草取り編)をしてから、3か月。

3度目の小川町にやってきた。

帰ってきたと言ってもいいぐらい、自称「東京からいちばん近い田舎」のこの町を、わが家はすっかり気に入り、この一年のワークショップが終わっても通いたいねと話している。

しばらく見ない間に、稲は立派に大きくなっていた。もちろん、自動的に育ったわけではなく、「米」の語源が「八十八」からとも言われる多くの細かな作業を小川町の方々がこなしてくださってのこと。無農薬だから、薬で解決できないところにも手がかかる。

「一粒から2400粒」と話されていた気がする。確かじゃないのだけど、お米のあの一粒に秘めた生命力はすごいってこと。


鎌で刈って、束にまとめて、藁で縛る。慣れないと、藁がすぐ切れる。「稲穂をそろえないと、脱穀が大変です」と注意される。

いわゆる「コンバイン」という機械は、刈り取りと脱穀を同時にしてしまう「合体」機であるらしい。

根っこをバッタやその仲間っぽい跳ねる虫がぴょんぴょん飛び交う。薬を使っていない元気な田んぼ。

2時間ほど黙々と刈って束ねるを続けると、すっきり散髪終了な田んぼとたくさんの稲の束が。天日に干してから脱穀するとのこと。

集合・解散場所の下里分校と田んぼを往復する道も楽しい。童話に出て来そうな風景。妖精は、きっとこんなところに住んでいる。

季節ごとに見せてくれる、違う顔。今はコスモスが咲いている。

栗がたわわに実りすぎて、枝が垂れ、地面に届きそうなぐらいこんにちは。

埼玉伝統工芸会館と並び建つ「道の駅」にある「かたくり」という麺工房のうどんが毎度の楽しみ。地元で採れた小麦の手打ちうどん。絶妙な歯触り。今日は大盛りにしてみた。


工芸会館前では、切り絵ライブ。百鬼丸さんお見事。

『西の魔女が死んだ』を思い出させる森を抜け、階段をぐんぐん上って、見晴らしの丘公園へ。工芸会館から子どもの足で30分ほど。

お目当てはローラー滑り台。 小豆島のドラゴンロード97メートルの二倍強、滑り甲斐のある203メートル。幼児は付き添い必要だけど無料で、大人が200円。たまの髪が逆立ってます。

お尻に敷く特製ダンボール(たしか100円)。紙の町、小川町なので、これも町で作ってるのかしら。

名前通り見晴らしバツグン、アスレチックの遊具も充実しているこの公園、ふるさと創生事業で、市民からアイデアを募って作られたそう。こんな素敵なお金の使い方ができる小川町、やっぱりいいところ。
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携帯に内蔵の万歩計によると、今日は22159歩=12,40キロ歩き、415kカロリー消費、脂肪24.8g燃焼。稲刈り中は携帯を置いていたので、さらに燃焼しているかも。昨日は1042歩。こもってるときと出歩いてるときの落差が激しい。
posted at 20:56:41


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