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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ たま、ベリーダンスに目覚める。
アンテナを張ると引っかかるというのは、ほんとだなと思う。昨夜、鎌倉の海の家で娘のたまが突如ベリーダンスに開眼。と思ったら、今夜もまたベリーダンスを見る機会に恵まれた。友人の知人女性のお嬢さんがインド料理屋で踊られるという。
その知人女性、パキスタン人のSさんが友達に声をかけて二十名ほどの大所帯になったテーブル4つ分の一画に一家でまぜてもらう。Sさんの通訳仲間が主なメンバーで国籍は実にさまざま。共通語は日本語で、皆さん、日本人以上に的確でユーモアをまぶした日本語を話される。「本当に前向きな人というのは、ビルから飛び降りて、一階を通過するときに知り合いに元気?と聞かれて、今のとこはって答える人だね」。そんな日本離れした発想のジョークも面白い。
ナンをちょこちょこつまんでいたら、お目当てのショー開始。三人いるダンサーの最後にSさんのお嬢さんが登場。キレのある動きが実にかっこいい。ベリーダンスというと、やわらかいイメージがあったのだけど、彼女のそれはシャープで迫力がある。贔屓目を差し引いても、最も目が離せないきらめきを放つダンサーだった。今夜が初舞台だったと後で聞いて驚いた。
たまは目と口を開いて見入り、早々と立ち上がると踊りに加わろうとわたしの手を引いた。いつものたまからは考えられないほど積極的で、ダンスの魅力にネジがゆるんだ様子。
海とダンス。たまを解き放つ二つのキーワード。
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08月21日(土)
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