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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 夏が子どもを大きくする
逗子の知人宅で一泊して、爽やかな朝。海を見ながら、たっぷりのヨーグルトとトーストとミルクティー(ドイツ製のはちみつサーバーではちみつを注いで)とサラダとハムエッグの朝食。
夕飯用の魚を買い出しに出かけると、生きたままのタコが水の中でうねうね。たまは真似して手足をくねくね。こんなの見たことないもんね。旅はいい刺激をくれる。
昼からもう一組の家族が来て、こちらには、もうすぐ2歳になる女の子アンちゃん。たまは先輩ヅラして、「そっちいったら、かいだんだよ」と教えたりしている。大人たちとの年の差を考えると、間もなく4歳のたまとは、たった2歳差。子ども同士通じ合うものもあるようで、アンちゃんはたまを目で追いかける。
原稿書きの合間に、皆が遊ぶ海へ。初めての海を怖がっていたアンちゃんの顔が、だんだんやわらかくなってくる。2年前にこの海で、2歳になったばかりのたまが海デビューを果たしたのを思い出す。あれから2倍近くの年月、早い早い。たまは、朝、浮き輪と浮きベストを買ったたまは、波にぶつかられるよりは、浜辺で砂遊びが楽しい様子。わたしが掘った「お風呂」につかり、水鉄砲をしたり、お山を作ったり。
もうひと組の夫妻が加わり、ホストの夫妻も含めて4家族でのにぎやかな夕食。新鮮な魚と野菜とおしゃべりと。ワインがことのほかおいしく感じられたのは、場所の力もあるかもしれない。
08月10日(火)
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